ゴッド・ファーザー

なつかしの名画特集というような企画ではなくて、マーロン・ブランド特集として古参の劇場が週代わりで3本上映するうちのひとつ。1週間だけだから気にかけて調整しないと見逃す。最初の波止場はそれ。2番目がゴッド・ファーザー。音楽は知っているが映画は見たことがないからここはなんとか行くことにして、昨日の最終日に駆け込んだ。この間、エリザベス・ゴールデン・エイジがつまらなかったので、勧めてくれた知人をつかまえて「何が面白いんですか、一体?」と聞いたら「キミ、エリザベスの苦悩が描かれているのが分からないのかね」と言われた。それで「はい、水のみ百姓の系譜のアタシには権力者の苦悩が分からないんだと思います」という意味のことを直立不動の姿勢で申し上げついでに「で、アレって娯楽映画なんでしょうか?」と尋ねたら「バカ言っちゃいかんよキミ、映画はすべからく娯楽である」と言われた。

ゴッドファーザーが始まった時に「ああ、映画は娯楽である」と胸に染みてきた。いきなりあっち側へ連れて行ってくれるかどうかは大きい。携帯電話もパソコンも普及してない時代だ。いいなあ、直接接触だ、手紙を携えた伝令だ。それに血縁があろうがなかろうが、血の通うファミリーだ、あれで血が流れなければ最高だ。映像美しく音楽も美しく、3時間は長かったが、面白かった、満足。パート2も見たことないから見たい。で、特集最終回は地獄の黙示録だそうだ。本日からだ。これはテレビで見たことがあるような気もするが、家では集中できない。劇場で見たいから行きたい。回数券だと6回で5000円だもの、ありがたい。先の知人は古い映画館のすえたような匂いが嫌だからシネコンしか行かないそうで、そういう娯楽ももちろんアリだけど、私は古びた映画館も好きだ。存続して欲しいと願ってなるべく通う。
by kienlen | 2008-03-29 21:40 | 映画類 | Comments(0)

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