漫画本を読んでいたら何も手につかなかった

気付いたら日付が変わっていた。朝はフツウに起きたが、息子がなかなか起きてこなくて、その怠惰な様子を見ていたらうんざりして絶望的な気分になってまた寝たら目覚めたのがお昼近かった。というか、昨夜、この間から友人に借りている漫画を読み始めたら意識が別世界に飛んでいってイライラしっぱなしでふてくされている。しかも止められなくなって、今日はちょっとした用事で外に出た他は読み続けて全巻読んでしまった。漫画は普段読まないのでたまに読むと、活字より強力な求心力にやられてしまうみたいだ。娘なんか、漫画を読んでいると人の声も聴こえなくなるくらいに集中して不気味だが、それも分かる気がする。漫画喫茶で1日でも過ごせるのも分かる気がする。それで息子に「今日漫画読んでいたら何も手につかず仕事もできず、しかもこの世は悪に満ちていて恐くて恐くてしょうがない気分になった。キミがこの漫画のようになるんじゃないかと思うと心配で心配でたまらない」と言ったら、漫画の威力とはそういう気にさせることなのだそうだ。何かは一億冊売れていて、何かは千万冊売れていて、とか。すごいなあ。

それにしてもリアルな漫画だと何度も言っていたら、息子が、そのものズバリの『リアル』というのがあるから読むようにと持ってきた。そういう問題じゃないのだが。「明るい気分になれる?」と尋ねたら「そういうことはないと思う」と言う。しかしまた読み始めて止められなくなると困るから「明日は仕事するからすぐには読みません」と言って預かっておく。「男の気持ちになって読むように」と釘を刺される。ちなみに本日で漫画依存になったのは『闇金ウシジマくん』というのだ。言葉を発したくなくなるほどリアルだったな。漫画以外にしたことは、モノの受け取り1件に出たついでに友人の会社に寄ってしばらくおしゃべりしたこと。確定申告も済んだし、なんだかほっとして無為に過ごした。バンコク在住時に親しくしていたが、その後音信が途絶えていた友人から7-8年ぶりのメールがあったのが嬉しかった。彼女は日本でタイ人の夫はバンコク在住で行き来している。そもそもは親の介護だったけど、どちらも亡くなったそうだ。時は刻々と流れている。
by kienlen | 2008-03-11 00:34 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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