活気のない夜

店番の日。売り上げほとんどなし。ただ、少し遅れて店に行った時は、いつも来るタイ人女性がカウンターでビールを飲んでいた。日本人の夫はずっと年上でいろんな病があって自宅療養中。家にいても面白くないし、子供はいないし、車もないし、寂しいし、パチンコに行くかタイ人のいる店でビールを飲むかして、夜は自分でやっているスナックを開けたり、飲み続けて開けなかったり。見れば一緒に飲もうと言ってくれるので早々から飲むことになる。しかしこっちは店番があるから酔っ払ってもいられない、と多少は緊張感があるが、でもお客さんは全然ないからズルズルと飲む。バイトの女性が賄い料理を出してくれる。今日はカノムチーン(ソーメンの辛いタレかけ)だった。抜群に美味しかった。

バイトの女性はあさってから3週間帰省するということで、おみやげは何がいいかと聞いて回っている。パスポートがなかったから結婚からビザ取得までにとっても苦労したようだが、安定収入のある夫と結婚してビザを取って行き来が自由になってよく里帰りしている。そこに、久々に見かけるタイ人女性が入って来た。確か20歳になるかならないかの頃に結婚で来日した。それからもう10年以上たっている。どうしているのかな、と思って聞いたら、近所のタイ料理の店で働いているそうで、モチ米を蒸すのが手間だから、ウチの店に買いに来たのだった。昼間はタイの小学生に日本語指導なんかもしていると言う。コックさんと知り合いで北部の言葉でおしゃべりしてから帰った。以前に比べるとタイ人は減ってしまったな。もっとも統計的にはそうではないが。まとめ役みたいな人もいないから、外国人の中では存在感が薄いように思う。それだけ溶けこんでいるということかもしれない。ひっそりとした日だった。
by kienlen | 2008-03-04 23:46 | タイ人・外国人 | Comments(0)

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