タイ人のことをちょっと

私の知る範囲でのことではあるが、このあたりに在住の日本人とタイ人のカップルで離婚していないケースの方が少ないように感じる。これは地域性、というか、どういうタイ人が住みついていて、どういう日本人と一緒になっているか等の社会的条件にも強く規定されると思われるので、タイ人と日本人の相性がどうのこうのという捉え方はそぐわないと思うし違う地域に行くと事情は異なるかもしれない。いや、しかし、違う地域の人でも離婚している人に会っているなあ…。以上を前置きとして、で、離婚そのものがどうというのではなくて、どうということがあるのは子どもだ。かなり共通しているのが、父親が責任を取らないということである。この点、タイ人女性はかわいそう。何しろ基準が身近に見てきたタイ人男性であるから、父として責任を取るべきであるという発想が身についていない。よって、タイ人女性の多くが、覚束ない日本語でまっとうな仕事はもちろんなく、タイ人相手に弁当やお菓子なんかを売ったりしながら食いつなげるのかどうかってところで子どもを育てている。かくゆう夫の店のコックさんもそれだ。彼女は料理という特技があるからまだマシで、そんなマシな人ばかりじゃない。パチンコの腕がいいと稼げる場合もあるが、これはその逆の危険と隣合わせで安定しない。

離婚しないまでも、仕事のない夫を養ったり、病気の夫や親の世話をしている人も結構いる。そんな印象を、以前に、韓国人の事情に詳しい友人に話したことがあって、そしたら彼は「韓国人はしたたかだからそんなことはしない」と言った。私は韓国事情は詳しくないからこれがどの程度当たっているのかどうか知らないが、それでもタイ人の人の良さというか受容性には同情を覚える時がある。ただ、これを見て、なんで自分の国に帰らないのかと言う人もいるのだが、タイの事情を少し知っている者から見ると、タイよりマシかもな、と思ったりもするから一概には言いにくいものがある。しかしこのへんに住んでいるタイの人たちの問題がかなり共通しているのは、入管政策の結果であると思う。今日は子どもを3人抱えて泣いているタイ人に会い、母親に呼び寄せられて日本に来たら、その母親が逮捕されて行き場のなくなった子にも会った。
by kienlen | 2008-02-26 20:28 | タイ人・外国人 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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