久々の夢らしい夢の記録

娘を送り出してからまたベッドに入った。昨夜から読み始めた金田一春彦『日本語の特質』の続きを読み始めたが、いくら忘却が得意な私でも1度読んだ記憶がある。付箋も貼ってある。それもあって中断してまた寝たら、幸福なファンタジーのような夢を見た。途中で電話で起きたから鮮明に覚えている。私の夢は夢がなくてつまらないのが多く、このようなファンタジー系は珍しい。知っている人と心当たりのない人達が入り乱れて登場して、夫の故郷の村に舞台が飛んだり、そこに長老みたいな人が登場して正鵠を得つつも説教っぽくないことを、思い出話しを装ってトツトツと語ったり、このまんま映画になりそうだった。身近な人で出てきたのは4人。娘と女友達と夫が脇役でちょっとで、主人公は若い男の友達だった。これがどうやら私のパートナーという設定らしいのだが、話し方も他人行儀だし、世界各国で買ったという持ち物を見せてくれるのも同居している割りには不思議だし、それで、私は夢の中で、ああまだ一緒に暮らし始めて間もないから知らないんだ、と思う。ところが彼に近付いた時に、触れたことがないんだ、という確信を得る。一体この人は誰なの?と自分は混乱するが、彼の方はただフツウに話している。場所はとってもおしゃれな喫茶店。文化センターみたいなハコモノの中。そこでは日に何回か無料配膳の時間があって、その時だけ人が押し寄せる。私もつられて行ってレジで注文するのだが、しくみが分からずにオドオドしていたらマスターが「遠慮することない」みたいな事を言うが心は裏腹であることが表情に出ている。

つまり自分はこんなサービスしたくないがレンタルの条件なんだろうか、でも無料ってすごいなって思っていたらそのマスターがカレーを私のバッグに直接突っ込んで、こういう人がいるとありがたい、みたいな事を言う。これはマイバッグ持参運動の直喩か。ファンタジーだったからベトベト感がなくて良かった。そして舞台は夫の故郷のタイの村へ。この時は女友達と娘が一緒。その友達は在タイ時に親しくしていた人とそっくりで、私はここでも一体どこの友達なのかと混乱気味だが、それより家が新しくなっていてよく分からない。黄色い壁の家のあたりに入ると、中国正月の準備だということで、ヒヨコの首が次々と切られて下の、水の乏しい運河に落ちている。赤や黄色が鮮やかで舞台の飾りつけみたいだなと見下ろしながら、障子の桟を階段代わりにして上るのだが、途中で娘が何かを持ってきてくれと上から言う。それで降りようとするが、何しろ障子の桟を上っているわけで、降りるだけの強度を感じない。墜落だ、この程度なら大丈夫かも、と思ったところで電話に起こされた。こうして書いていくと部分部分は思い当たるフシのあることが分かってくる。それに今日は映画に行こうと決めていたんだし。
by kienlen | 2008-02-07 10:22 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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