風営法+○春防止法+人身売買=?

一昨日の裁判の追記。執行猶予付き判決が下ったのに続いて、経営者の方の審理が行われた。30分刻みでスケジュールが入っていた。この公判に関しては裁判の翌日、すなわち昨日の新聞に、この種としては大きめの扱いの記事が載っていた。「人身売買の「温床」指摘」という3段の見出し。サブタイトルもついているけど、書くとヘンな検索にひっかかりそうな言葉なのでやめとく。風営法違反と○春防止法違反などの罪で起訴のタイ人某女の第2回公判が開かれ、地検によると約5か月で同行為からの売り上げ1420万円で、1回につき店がピンハネ3000円だから純利益150万円をむさぼっていた、というものだ。で、約2か月後に人身売買罪での追起訴による裁判も行われるらしい、となっている。私も傍聴していたから承知しているし、裁判期日もメモしておいた。傍聴しながら思ったことは、何で今時ここまで派手にやるかなあ、である。今時という意味は、10年前までならもっと派手派手でも通用したかもしれないが、ここ何年かは近間でも摘発が相次いで、さすがにもうみんな表向きはやめていると思っていたからだ。

そもそもこんな小さな地方都市では、どの店がどんな形態で営業しているかなんて噂は、関係者の間ではすぐに伝わるはずだ。それなのに、この経営者が店を始めたのは昨年の5月だというから大胆というか。開業の理由は「知人から儲かると聞いて」という説明だった。で、彼女たちにしてみると、これが犯罪であるという意識はないか、低い。当然といえば当然だ。自分自身がやってきたことを立場を変えて繰り返しているだけなんだから。つまり自分はある意味一貫している、というか他を知らない。じゃ、何が一貫してないかっていうと環境の方である。法律とか、法律の適用範囲とかが時代によって新しくなったり広がったりと変わるわけだ。それにそもそもは、日本の入管政策が彼女たちのような人を定住させてきたわけだ。何の説明もなしに。ビザ取得に際しては、日本の法律をちゃんと説明するべきだと思う。いくらなんでも永住ビザの場合くらいは。タイ人向け講習を請け負いたいもんだ。必要な法律に焦点をあてて合理的に説明する自信はあるんですが。
by kienlen | 2008-01-13 17:02 | タイ人・外国人 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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