タイ人の裁判を傍聴

夫からの情報で、本日タイ人の裁判があるという。彼はタイ人仲間と行く予定だったのにふられたようで急遽一緒に行くことになった。状況を聞くと、すでに審理は終わっていて、今日は判決の言い渡しのみのように思える。となると10分か15分ってところだろう。夫の店から近いので店で待ち合わせる。「裁判に行くのは初めてだ。この格好でいいのか」と夫が言う。自分の裁判でもあるまいし、何緊張しているんだ。で、当の自分の裁判のタイ人は緊張の様子はなく、振り返って傍聴席を見渡していた。傍聴人は25人ほどもいたが、たっぷり数人は司法修習生。さすがにきちんとした身なりであるし、頭脳明晰そうな方々ばかりが並んでいた。対照的なのがその他の傍聴人で、被告の内縁の夫とか友人とか、迷彩服だったり男性のピアスが目立ったり、一見ちゃらちゃら系。そんな中に混じって報道関係者かと思われる目つきの人が1人、2人。通訳は地元の人じゃなくて中央からの人。前回傍聴時の韓国語通訳は検事とのやり取りで見せ場があったが今日は双方地味で山場なし。

廊下で弁護士らしき人が打ち合わせしていた時に証人尋問があるのかな、と思ったらやはりあった。無許可営業の風俗店で共同経営的に働いていたという被告の内縁の夫という人。前夫との間の10歳の子が病気だが一緒に育てるのか、今後夜の仕事をしないように監督できるか、タイへの送金はもう済んでいるのか、等々の質問にすべて「はい」と、しかしあんまり力なく答えるのは、月収35万円くらいという大型トラック運転手。弁護士に続いて裁判官からも質問がある。「タイへの送金はもう不要なんですね」と確認すると「いえ」との返事。「さっき、もう不要って答えたでしょ」と突っ込まれた。私もそれが気になっていた。タイ人で送金してない人ってそんなに多くないはずだし。日本にいる理由ってほとんどカネだし。結局、家を建てるお金が今までかかっていたが、大方払い終わったので、後は生活費のみであるという答えだった。かなりおおざっぱな答えをする人であるという印象。執行猶予付きの判決を休憩なしで言い渡しておしまい。本命は続いて審理された経営者の方で、こちらは今後追起訴もあるのでどういう判決になるか不明。今日は疲労感があるのと、仕事が残っているので以上記録のみ。残りは後日に。
Commented by jun at 2008-01-12 14:31 x
裁判所にも、少しの山場や見せ場があると、知的好奇心も増すのですね。人の人生にもハイライトがあるように。
でも、kienlenさんのブログは毎回面白いです。色んなジャンルが日常に網羅されていて。
法治国家とはいえ、日常は法律以外の所で回っていると思う昨今です。
 ところで、「マイ箸ネットワーク」とはいいですね。私も「マイ箸パーティー」でもやってみようっと。
Commented by kienlen at 2008-01-12 17:51
マイ箸パーティーいいと思います。私もやりたい、私も行きたい。こっちのネットワークにも入りますか?
by kienlen | 2008-01-11 22:09 | タイ人・外国人 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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