シャンソンと映画音楽のコンサート

友人から誘われて、しかも3000円のチケットまでいただいてクリスマス・コンサートに行った。ありがたい。歌ったのはアマチュアで60歳を過ぎているという女性だったが、とってもいいコンサートだった。ひとつには、私達の年代なら誰でも知っているシャンソンと映画音楽だったことと、歌い手の人柄と知性のせいだと思う。伴奏のピアノとギターとゲストのバイオリンも素晴らしかった。そしてサポートする人達の温かさ。そういうものが会場を包んでいた。友人の解説によると、本日の歌い手の方が歌を始めたのは60歳になってからだそうだ。体調を崩して、医者に何か始めたら、とアドバイスされて歌を始めたと当人もステージの上から語っていた。治療効果は抜群だったらしい。太陽がいっぱい、枯葉、百万本のバラ、暗い日曜日…選曲も良かった。

一緒に行った友人が「教育学部だったからちょっとやったけど、改めてピアノを始めたい」と宣言。刺激されたようだ。私も、このところの落ち込み方が今までと異質であると感じているから、何か楽しみを見つけたい。ここにきて自分自身について感じているのは、娯楽志向の欠如が中年の危機を誘発しているんじゃないかということだ。それを先日友達に「ホント、どうしてこんなつまんない人間になっちゃったんだろ」と反省を込めて話したら「ホントよね。パチンコやりなさいよ。あまりのバカバカしさに他の事も忘れられるから」とアドバイスされた。パチンコは父も弟も狂っていた時期があって、父は私らが小さい時にパチンコ屋で子守りをしていたから親しみは感じるが、かといって、今からやる気にはなれない。それで何も思いつかずにいる。つまんない人間のままの自分に耐えられるようにするにはどうするか。それを娯楽感覚で試行錯誤するのが最も合理的な選択かもしれないな。
by kienlen | 2007-12-23 23:34 | その他雑感 | Comments(0)

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