不機嫌な朝の光景から思うこと

「ええ、もうこれだけ!!?」と娘が朝から顔をしかめている。もっとも朝の方が誰もが不機嫌になりやすいのは分かるのだが、当方からしたら、自分は寝ていたいのに子供の朝食と弁当のためにわざわざ起きて来ているわけで、その当事者から不機嫌に接しられるのは実に気に食わない。よって、私もこういうひと言で不機嫌になる。そしてみんなで不機嫌。だったら顔を合わせないようにしようということになる。で、娘が目をつけたのは食卓の上のお菓子である。一昨日、祖母が上京した際に、おみやげとして買ってきた、何ということもないお菓子。彼女の不満の原因は兄が余計に食べている、という点である。なぜかどっちの子も、親が食べたというなら納得するのだが、ウチの場合、親はお菓子より唐辛子党なので食べるのは子供らだけ。こんなに喧嘩するんなら私が食べてしまえば平和でいいと思うけど、食べ物の好みを今更器用に変更するわけにもいかないしなあ。「もう、いいでしょ、食べ物に不自由しているわけでもないのに、いちいちうるさい!」と娘に怒鳴る。ますます膨れる娘。そして思う。まだ可愛げを残しているとはいえ、それも長く続くわけでもないんだよな。

だから今のうちにいくつかのことを実行しておこう。娘が「ママと旅行したい」と言うから、冬にならないうちに1泊旅行に行こう。一応息子にも打診したが「車は嫌い」で一蹴。これは想定内だからいい。旅先できょうだい喧嘩されるよりいいかも。でも喧嘩相手が私になるとやっかいではあるな。2人じゃあ、別の人に責任転嫁できないしな。だったら緩衝地帯としてじいちゃんでも連れて行くか、という予定にする。それから、娘がデザインを決めて「これ作って」と描いてくるバッグ類の製作。つい先日も、ファスナーを全開にすると平になる小さめのバッグの図を描いてきたが、展開図の中に「あつさ3.5センチ」という指定があった。「何、この厚さって?」と聞くと、ホラホラというきり説明になってない。「分かった、マチのことね、マチって言うんだよ」と教えてやる。しかし、マチ付きでこのデザインは矛盾しているようにも思う。だいたい私はこの道のプロじゃないし。本当は家庭科が好きだったのに、全然違ってしまった。あれもこれも先生がいけないんだ、なんて今だにたまに思ったりするんだから、娘の食べ物や母親への怒りも長年くすぶり続けることであろう。そういう火種を残してあげるのも親の役目だと思うしかないや。
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Commented by tate at 2007-11-06 17:40 x
私も子どもの頃兄貴と食べ物のことでよく喧嘩しました。母の判定はいつも「とろいあんたがいけない」。なかなかシンプルな良い判定だったと思います。
お嬢さんが欲しいこのバッグは手帳を入れるようなポーチみたいなものかな。買ったほうが早い、とは言えないよねぇ。私も娘の「いかの塩辛が作りたい」に付き合わなくては・・・。
Commented by kienlen at 2007-11-07 00:23
ウチはきょうだい喧嘩はダメって方針で、それを欺瞞だと子供心に感じていたので、思い切り喧嘩しているのを見るのは実は楽しいのですね。いかの塩辛かあ、ツウですねえ。
by kienlen | 2007-11-06 08:31 | 家族と子供の話題 | Comments(2)

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