「家庭反省」という処分

昨夕の決定で「家庭反省」を申し渡され、息子は本日から処分期間に入った。生徒指導の担当から期間中の過ごし方について細かい指示があり、その後で担任から説明があったが、毎度のことながら、親として私が息子に言っていることと、先生の見立てと対策は見事に同じである。期間中は外出禁止で、自宅で時間割に沿って教科学習をし、反省文用の原稿用紙に毎日反省文を書き、毎日の記録を別紙につける、というのが指示内容。私は子供の頃から日記や手紙を書いていたし、やたらに書くことが好きだったが、息子が日常生活の中で活字と接する機会は極度に少なく、自分で書く姿なんて見たことがない。そもそも文章を書けるのかどうかも心もとない。とにかく、自分にとって「自然にできるようになるだろう」と思っていたことと、現実の成長の方向性があまりに違うのである。これが最も大きなとまどいだ。そのうちに…と思いつつ今に至ったわけだが、これをいい機会にしてゆっくり自分を見つめるように言う。昨夜から早速作文を書かせることにした。そんなこんなで火曜日の店番には大幅遅刻が明らかだったので夫に先に入っていてもらう。

息子に指示してから、夫と交替。「書いたら仕事机の上に置いておくこと」という約束は守られた。今までだったら約束を守らないのがフツウだったから、こんな当たり前の事で嬉しくなる。ビールを飲んでいたが、親も本気でやらないとな、とは思っているから作文を読んだ。文字の間違いは多少あるが、思ったよりずっとちゃんと書いてあってびっくりした。この「思ったより」が取れるといいのだが…ま、多くは望むまい。作文のポイントとして伝えたことは、心にもないきれい事は書かないこと、心に分け入るようにしてその様子を描写すること、決まり文句で表面的にまとめてしまわないこと、まとめることを考える必要はなく、続きを翌日に持ち越すのは構わない、等。これじゃあ「心のノート」みたいで不気味じゃないかと、いつもは思うが、それは、内省的な人間を基準にしてのことであって、やはり1度踏み入ってみることは大切だと思う。ただし、それはあくまで当人がやる事であると私は思っているから、誰かに踏み入れられないためにも、訓練を積んでおいた方がいいだろう。心の闇を照らして晒せというのじゃなくて、どうコントロールするかじゃないだろうか。
by kienlen | 2007-09-26 08:32 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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