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娘の最後の小学校校庭運動会

娘の小学校最後の運動会の日。息子は運動が得意だったので運動会は活躍の場で、見ている方もそれなりに楽しみがあったが、娘は運動で目立つような存在ではない。それでも親には来て欲しいらしくて盛んにアピールするので、夫も店をアルバイトに任せて1日覚悟で見に行った。私も今日は空けておいた。年によってはもう涼しくなっている頃なのに、今日は真夏並みの陽射し。無防備で行ったらえらく焼けてしまって気持ちが悪い。私自身は運動会を楽しみにしていたことはなくて、いつも雨が降るといいと思って、てるてる坊主ではなくて土だんごを作っていた。娘もそうなるのかと思っていたら意外にそうでもない。応援団員になったりして楽しそうに取り組んでいる。学校不適応を覚悟していたのに、すっかり学校化されて、まあ親としては楽なのだが、なんか複雑な気分でもある。さすがに今年が最後かと思うと感慨深いものは私にもある。息子の時は、まだ下に娘がいたからここまでの気持ちにはならなかったのだが。
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この学校は創立30周年だか50周年だかの記念の年に、校庭の一角に植樹をした。当初はか弱そうな木々が植わったな程度だったのに、今や立派な森になっている。もともと木の多い学校ではあったが、ますますワイルドになっている。子供達はこの森で冬はスキーまでするらしい。昔、東京で、校庭がコンクリートだったのを見て、これは何かの間違いか見間違いで、本物の校庭は別の場所にあるに違いないと思ったのだが、東京出身の人に聞くと、コンクリートだけの校庭があるそうだ。すごく不思議なのだが、失脚した首相などを含む一部伝統主義の方々が、都市的なひ弱さを隠しもしないのはなぜなんだろうか。自然こそ日本の伝統美ではないのかなあ、とよく思っているんだけど、今日は運動会を見ながら特にそんなことを考えていた。明日は上京だ。たまに上京して刺激を受けたいという友達は結構いるけど、私は用事がある時以外に行きたいとは思わない場所。それでもせっかく交通費をかけるんだから空き時間を作るのが常だが、書店を回って重たい荷物が増えるだけなので、明日は新幹線の半額で済むバスにして用足しだけして戻るつもりだ。
by kienlen | 2007-09-15 21:49 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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