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ラフティングの高校生に遭遇

往復数時間の場所で夕方から仕事の予定の日だった。いつもだと30分もかからずに終わるものだから、遊びがてらのドライブを決め込んでいた。そんなのばっかり…。それで、朝出て途中の温泉に寄った。川のほとりの温泉に露天がないのは残念だが、誰もいないので快適。私の温泉選びにおける最重要課題は、いかに人が少ない時間帯を探すか、であるから今日はそれをクリアできた。人がいないので、温泉に浸かりながら読書しようと思って、本を取りに行ったところに人が入って来たので諦めて出た。温泉で本を傷めずに読める加工した本が欲しいと思った。ついでに温泉施設のレストランでランチをとることにした。すると川から歓声が響いてきた。カラフルなゴムボートが次々と流れて来た。台風が近づいているとのことだし、すでに雨が降っていて荒れ気味の川。高校生達の叫びながらのラフティングだ。
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すごく楽しそう。ウチの子達もやったらいいのに、と思いながら眺めていて自分の年齢を感じざるを得ない。多分少し前までなら、自分もやってみたいと思ったに違いないのに。これを見ていてタイの事をまた思い出した。ボートが好きなので機会があると乗った。一番印象的なのは、ラオスとタイとミャンマーの3国が出会う、麻薬地帯として有名な黄金の三角地帯に行った時のボート。メコン川は川幅があるので遠目にはゆったりに見えるのだが、船着場に行ったら急流である。川なんだから当然だけど、そこで怖気づいてやめようかと思った。タイでは安全基準も何もあったもんじゃないことは分かっているから、転覆したって乗客の自己責任である。ここで死にたくないと思った。が、結局覚悟を決めて乗った。次が、日本からの旅行で、ウチの夫婦と友人夫婦と、もうひとりの友人の合計5人で、タイからラオスに渡ってビール飲みながら、メコンに沈む夕陽を見ようとしたところ、選挙の前日で国境が閉鎖されていた時。しょうがないからタイ側のボートに乗って、身を乗り出して夕陽を見た。ラオスに最後に行ったのは何年前だろう。ひとりではピッチャー入りの生ビールを飲みきれなくて、同行者がいるといいのにな、と思っていたものだった。結局本日の仕事は長引きに長引いて台風の中を恐る恐る車を走らせた。また夕食を食べ損ねた。
by kienlen | 2007-09-06 23:15 | タイの事と料理 | Comments(0)

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