かぼちゃの茎のスープを食べながら

友達と電話で話している最中に息子が何か言った。赤ん坊に毛がはえたような頃だと、親が電話している時こそ話しかけてくるものだが、高校生になってもコレかあ。会話も一段落していたので電話を切って「何よ」と聞いたら「冷蔵庫に入っているスープ辛い?」と言う。知らない。そもそも冷蔵庫にスープが入っていることも知らない。それで見に行ったら、息子がビニール袋入りのスープを目の前でぶらぶらさせていた。その縛り方は一目でタイ料理である。そういえば昨夜の深夜の帰宅が夫も私もほぼ同時で、その時にスープを持っていたような気がする。辛いかどうかは食べてみないと分からないので、そう言ってキッチンから退出した。息子は嬉しそうに鍋で温めている。そして「ちょうどいい辛さだ」と言っている。私も様子を見に行った。
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この茎はかぼちゃの茎である。直径が1センチにも満たないような粒も2つ、3つついている。タピオカのお菓子もあって、いろいろ食卓に並べて息子は「美味しい」と言いながら食べている。私も味見してみたら、すごく辛い。「こんな辛いの食べているの」とびっくりして言ったら「こんなの辛くないよ、おかしいんじゃない」と言っている。もっと本気で食べてみたがやはり辛い。これならタイにも住めそうな味覚である。そんなこんなで少しタイを思い出したらしい。小学校4年だか5年の時に夫の故郷の村に遊びに行った時のことらしい。「タイでバイクに乗ったよ」と唐突に言い出した。「クイティオ(麺)買いに行かせられた」と。タイでバイクに乗せるとは、夫も無謀である。危険じゃないか。ただ、聞いてみたら、夫の弟のバイクに乗せてもらっただけのこと。どの弟かな、と思っていたら「お金ない人」と息子。「だからそうやって何かと小遣いもらってた」そうだ。そういえば夫は、息子がその弟に似ていると、この頃はよく言うようになった。そのエピソードを聞いただけで、そうかも、と思った。先行き不安は募るばかりだ。
by kienlen | 2007-09-02 12:49 | タイの事と料理 | Comments(0)

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