熱中症についての息子との会話から

熱中症による死亡が相次いでいる中、息子はバレーボールの部活がある。実は7月の部活の最中に具合が悪くなったと連絡があって迎えに行ったことがある。「熱中症だと思います」と部長。これがどの程度危険かは分からず、しかし本気でぐったりしているので、引き取って帰って休ませた。幸いにして、夕食時は食欲も出て通常に戻っていた。アンタ、タイ生まれのくせに何だ、とは言わずにおいたが、もうタイ暮らしは無理かもしれないとは思った。いや、どうだろうか。そのへんは微妙なところである。タイでは、熱中症になるような無理をするようには見えないから。それで思い出したのが、息子の小学校の運動会に初めて行った時のこと。大変な暑さで、息子が喉の渇きを訴えていたので水をやろうとした。すると近くにいた担任が「みんな我慢していますから」と禁止した。私はまだその時、タイから帰国して3年くらいだったから、日本のそういうストイックな習慣に慣れていなかったのだが、先生の態度は毅然としていたし、ここで水を差す気にもなれず自粛した。でも、あれで熱中症になったら…と思うとかなりぞっとする。

部活を前にした息子に「熱中症に気をつけてよね」と言うと「体育館はすごく暑いけど、野球よりマシだよ。あれは危ないよ、水飲めないから。バレーになって自由に水飲めるのがいい」と言う。彼は小学校時代に少年野球チームに入っていたのだが、聞けば、練習中に水を飲めるのは決められた休憩時のみ。喉が渇いたからって自由に飲めたわけではないのに、バレーボールだといつでも飲めるから、それが新鮮だったようだ。広いグラウンドに散らばる野球というスポーツと、体育館でこじんまりのバレーボールを単純に比較することはできないけど、喉の渇きを我慢することが鍛錬になるとは思えない、というのは、軟弱なタイ化した親なんだろうか。いつも店に来るブラジル人男性に今度聞いてみよう。彼はブラジルで野球をやっていたそうだから、水分補給をどうしていたのか。ブラジルといえばサッカーはどうなんだろうか。飲みすぎたら走れそうにないな。ということは我慢か。息子も「飲めるからって飲みすぎるとジャンプできないよ」と言っていた。スポーツのことを知らないながら、あまりの暑さゆえに気になった。
Commented by クリス・ティー at 2007-08-18 22:35 x
サッカーは基本的にジュニアからプロに至るまで積極的に水分を取るように指導されており、試合中はコートわきのあちこちに水のボトルが置いてあり、ゲームが中断する度に選手は各々自由に水を飲みに行くようになっています。まあ、一昔前までは「水分我慢の精神論」がまかり通っていたようですが、Jリーグが始まってから色々と意識改革があったようです。
Commented by kienlen at 2007-08-19 10:49
こういうこと知りたかった。クリスさん、ありがとう。しかし毎日ご活躍のようで水分補給をぬかりなくね。
by kienlen | 2007-08-18 00:07 | 家族と子供の話題 | Comments(2)

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