突発的な出来事を優先するとこうなる

昨日に終わらせたかった在宅仕事が今までずれ込んでしまった。やっと集中できそうな気分になってきた昨日のお昼近く、父が自家栽培の野菜を持って立ち寄った。「ちょっとカネ入ったからメシ食いに行こう」と言う。そういえば空腹感あり。時間は惜しいが食べ物は欲しい。近所の店に行ったら急な休業で、少し歩いてソバ屋へ。「ビールも飲めよ」という父の言葉を拒否するだけの根性なく、しかしさすがに小瓶にしておく。私の様子を見て「じゃまそうだな」と帰ってくれたので午後は仕事にかかったが、夕方からは外出予定があり、夕食準備があるから予定の半分で時間切れだった。用事というのは、著者の講演と新刊本がセットで3000円というイベントへの出席。これは趣味というよりも仕事の資料として読まねば、聴かねばの意味合い強し。会場を見渡すと、昔勤務していた会社の元上司がニコニコしていた。絵描きでグラフィックデザイナーで釣り人で、という人。還暦は過ぎていると思うが野球帽かぶって相変わらずの若々しさではないか。講演が終わると彼に「どう、飲みに行こうよ、久しぶりだし」と言われて、もちろんOK。出版社の事務所の片隅に置かれた畳に簡単な宴会セットが用意されていた。

宴会は大の苦手だが数人だったので大丈夫。とっくにフリーになっている元上司と、やはりフリーのベテランカメラマンが「時代は変わっちゃったよねえ」と言いながらも、次の企画の話をしている。前向きだな。見習わないと、と思う。見習わないと、と思える機会が減っているのを状況のせいにしてはいけないのだ、と内心で自分に言い聞かせる。ビールで乾杯の後は、新潟の酒が一升瓶でドンと登場。勧められて「日本酒は苦手」と一旦は断ったが、みんなの飲みっぷりがあまりに美味しそうなので少しいただくことにした。辛口で旨かった。「よくこういう飲み会やるんだよ。今度×さんも誘うからさあ、飲もうよ」と元上司。お願いします、と言うと「ただしここはカネにはならないよ」とカメラマン。「それは分かってます」と私。若い人と接する機会の方が増えているこの頃だが、時代の波をくぐってきた先輩の話も楽しいし、それに自分の行く先の参考にもなる。そんなわけで、残り半分の仕事が今日に持ちこしとなったわけだった。
by kienlen | 2007-07-27 20:37 | 仕事関係 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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