高校で初めての3者面談で希望はさらに断たれる

楽しみがひとつ終わった。息子の3者面談。期待を裏切らない盛りだくさんな内容で、虚無感と充実感の交じり合う不思議な気持ちで学校を去った。虚無感は、なんでここまで毎度同じことを家でも学校でも言われて進歩がなくて、ヘラヘラしていられるのかの哀しさと換言することができる。充実感は、まあここまでくるとある意味しょうがないしどうせアタシは先に死ぬんだからキミのボロがでて困り果てるであろう中年の危機の頃を知らずに済むんだから高齢出産ラッキー、みたいな。遅刻をしている、提出物を出さない、だらしない、授業中に別のことしている。当然ながら勉強もできない。話題に詰まったら選挙や最近の社会情勢や教育界の話題について先生に聞いてみたいと思っていたが、息子の場合はあり得ない。話題らしい話題に至る前段階でつまずいているんだから。しかし中学の時からの展開と全く同じなので慣れてしまった。はい、あるを尽くしました、って感じがする。彼のように小学生の時から少年野球で怒鳴られ、部活で罵倒され、家では怒られているとヘラヘラするしかなくなるのだ。思考停止ってやつだ。嫌だ。でもしょうがない。

私にだってささやかな希望やイメージはあったのだ。本が好きで何か楽器が弾けて、ちょっと引きこもりがちで、友達は少なくてもいいから深く話せる人はいて、静かで思慮深くて、知的好奇心いっぱいって子供像。ことごとくの何乗も裏切られた。しかしそれを息子のせいにするわけにはいかないという一点で自分は持ちこたえなくてはいけない。だから堅くなった頭でイメージ修正に努めるのみである。頭は悪いが生きる力はあるかも、あれだと鬱病にはならないかも、結構エキゾチックな容姿は何かの役に立つかも、思考力ないってことは落ち込まないってことかも…、ああダメだ、修正程度で済むはずなくて、イメージの建て直しだ。となると今度は当方がもたない。あっちが倒れるか、こっちが倒れるか。若い方を倒すわけにもいかないし、私が引きます、で、引いていいのかどうか、ここが問題なのである。そういえば先生に会ったのは初めてだが、いい先生だった。私の経験する限り個々の先生は、それぞれそれなりにいい先生ばかりである。息子には「妥協する、家でだらしなくてもいいとして外では使い分けてくれ、全部をきちんとしなくていいから重要な点は締めてくれ」と言っているが、全く効果ないことが分かった。笑えない、泣けない。
Commented by badboy at 2007-07-25 00:02 x
ワインさんのブックマークを知ってから、ほとんど毎日お邪魔しております。ご自分を客観視し、ほとんど丸裸にした上、腑分けまでしてしまうその姿勢に驚かされます。
私にできていませんが、kienlenさんにはご自分の姿がよく見えているようです。
子どもは確かに自分の遺伝子を引き継いでくれる特別な存在には違いありませんが、成人後にまで親が責任を持たねばならない道理はないはずだと思うのです。
Commented by kienlen at 2007-07-25 03:01
badboyさん、実は私もおじゃましておりまして、境遇は相当に違うものの、分かるなって感じることが多々あると感じてました。今後もよろしくお願いします。ワインさんには内緒で(?)。
Commented by ワイン at 2007-07-25 04:12 x
知らないことにしておきます(^^)
by kienlen | 2007-07-24 17:54 | 家族と子供の話題 | Comments(3)

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