常時営業を停止している温泉宿に泊まる

土曜日は外泊した。日記は書くつもりで、ノートパソコン持参で行ったのだが、宿泊した宿がネット接続どころか、すでに常時営業さえしていない温泉宿だった。夜の懇親会も朝食も付いて、温泉付きの宿に泊まって5000円という理由はあったのだ。朝食なしだともっと安くて、その代わりに宿のオーナーは来ないそうだ。私達は朝食付きだったので、遅い時間に宿の女将が来てくれたが…。つまり寂れて後継者もなく立ち行かなくなった温泉街の現状はこんなものらしい。少し年配の人に言わせれば、昔は新婚旅行先であったり、何かと立ち寄って栄えた温泉街だそうで、その名残りは感じる。立派なお屋敷が多いし、旅館の数も多いし、そして、名前は知っていたが、入ってみて初めてここの温泉がこんなに素晴らしいと知った。何しろ、源泉がそのまま垂れ流しになっている。よって、使われなくなった温泉のお風呂もそのまんまお湯は流れっぱなし。小さな宿の小さなお風呂ではあったが、どうせ1人だけだし、私の好きな熱めだったしで得した気分だった。

で、仕事でもないのに宿泊までしたのは、多分に逃避願望からである。あるNPO法人の評議委員というのになっていて、その法人の理事会のオブザーバーで参加してくれという要請があった時は、遠いし、交通費もかかるし、別に行ったからってどってもんでもないしなあ、と思ったのだが、お誘いをくれた人は知っているし、お世話になっている部分もあるし、仕事柄孤独に自己完結で世間知らず度は上がる一方だし、外にも目を向けなければ、と、大げさに言うとそんな心境だった。それと子供といても喧嘩になるし、ここまで成長もしているし逃避である。出るとそれなりに楽しい。NPOを専門にする先生からは最新の事情を垣間見ることができるし、NPO活動をしている人の現場の話も聞くことができる。それなりに刺激を受ける。女性で宿泊は私を含めて2人だけで、もう1人は知り合いの議員さんだが、この話もまた面白いというか、案の定というかの政治の世界である。
本日の会議は午前で終わったので、英語の教師をしている若い友人を誘ってランチにした。会ったのは数年ぶりだが、話は弾んで長くなった。そんな週末だった。パソコンは使わずに持ち帰り。
by kienlen | 2007-07-22 17:39 | その他雑感 | Comments(0)

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