この時期の訪問者はコレ

パチンコで儲かった友達がランチをごちそうしてくれるという。持つべきはパチンコに強い友。付近のビストロに自転車で行き、ランチのセットを頼む。「ワインもいこ」と言われて断れるわけない。赤を1杯。彼女は今夜タイに行くので「万が一の時にサ、×ちゃんにごちそうしておけば良かったって後悔しないようにねえ」とか言っている。そんな風に思ってくれる友がいるなんて。今日は地震もあったし、いつ何があるか分からないという事の確認は折りにふれてするわけだ。1杯のワインはちょうど気持ちがよくてソファにひっくり返って、今日は小説にするかって思って奥田英朗の『サウスバウンド』を読み始めていたら玄関のチャイムが鳴った。今ごろ誰だ、心当たりはない。開けたら、中学の時の同級生だったから何十年ぶりだろう。「なんで同級会来ないんだ」などと、立ち話を始めようとするので家に入れる。「参議員選のお願いなんだけどサ」と言う。そっか、この時期はこれか。政党名は言わなくても分かるから「いいよ、分かってるから」と遮る。でも候補者いないじゃん。「比例は頼む」ということだ。それで次に「9月はこっちを頼む」と自分の写真入り名刺を出した。「へえ、出るの」と言うと「ウン」だって。

「ふうん、就職先探すより議員に出る方が職を得られる確率高いよねえ」と言ってみたが、くだらん質問には肯定も否定もしない、すでに政治家的態度が身についている。「お宅の党、問題ありじゃないの、○とくっついちゃって何よ」と言うと、ああだこうだと説明するから「そうやって政治的に考えるのって嫌いなんだよね」と言うと「嫌いなんて言っている問題じゃない、政治は身近なんだ」と説教される。私に説教するより、そんな時間があったら投票に行かない人を行くように促す方がいいかもよ。私は投票には行くんだし、個人的な事は政治的な事だと思っているし。与党側にいないと何もできないんだ、政治を変えるには時間がかかるんだ、あれもやった、これもやった、の話になる。「アタシは別にあれしてくれ、これしてくれって言ってないけど」とまた遮る。「でもねえ、軍事費にお金使うようになると教育福祉が削られるわけでしょ、それ狙っているんじゃないの、歯止めかけてるように見えないよ」と言うが、そんなことはない、の一点張りだった。ここで話していても不毛、でも、じゃあどこで?って思ってしまう。
Commented by jun at 2007-07-16 21:15 x
 時節柄ですね。いや天気や地震の話しでなく選挙です。私は有名な「お玉おばさんでもわかる政治のお話」というブログにコメントしてストレス解消しています。ランキングトップだったのが落ちてるようですが。
 急に積年の不沙汰を言って現れる同級生ってだいたい怪しいですよね。それは2種類くらいありますよね。
 同じ急なお誘いでも、私も前者のワイン付きの方がいいなあ。
 旅立ちの前の友との食事、いいですね。
Commented by kienlen at 2007-07-17 10:40
まずは同級生なんですね。話しながら思ったんですが、個人に分解されてしまうと、代弁する存在というのがなくなるので、ますます政治から見放され感が強くなりますよね。政治家は票田狙うわけで、稲1本1本に興味持つわけじゃないですもんね。そういう仕組みでしかないことへの絶望感かな。
by kienlen | 2007-07-16 17:31 | 社会的話題 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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