景気いいんじゃなかったの?と言われても…

近所の簡易郵便局に行った。ネット注文している名刺代の振込みとか税金の支払いとかの用事。後継ぎで局員をやっているのは、若い頃に勤めていた会社の元の同僚だからよく知っている。「仕事どう?」と聞かれたがあまりに悲惨な状況なので「…」と沈黙していた。「ボツボツ?」と聞かれて「ボツボツにもいかない。もう絶望的」と答えると「あれ、巷は景気いいんじゃないの?」と言う。「それホント?」と私。「そうだよね」と彼。「下請けの下請けのその下請けのって仕事だから安くてたまらない。それで昨日はとうとう仕事断っちゃった」と私。「やっぱりね、何かおかしいよね。儲かってるのって大企業だけなんじゃない。このへんで景気いいって話聞かないよ」と2人の意見一致。「住民税の高いの、笑っちゃったよ。借金して住民税払うんだぜ」「アタシなんか笑えないくらい驚いた、酷すぎる」「年金はアレだしさ、メチャクチャだよね。選挙でどういう投票行動にでるかだけど…なんか、あんまり期待できない感じだよね」も一致。「かといって、私みたいな虚業やってて、ワーキングプアです、って言えるのかっていうとなんか違うような気もするんだけど、構造的には同じだよね、どの業界も」と私が言うと「俺はワーキングプアだぜ」と彼。簡易郵便局の報酬体系については知らないが「そっか、この建物を維持してくって感じ?」と聞くと「そうそう」と答えていた。

この分だと8月はほとんど収入がない。実は昨日、仕事が出るって言われて某社に行ったのだ。で、仕事を断るなんて、現場仕事が重なる時以外はほとんどないが、さすがに「すいません、ちょっと無理です」と言ってしまった。内容も内容だったが報酬も報酬で。それで帰路に早速少し後悔気味。安いっていったって別に難しいものじゃないから内職だと思えばマシかも。量があるんだから、ひたすら内職内職と言い聞かせてやれば少しはまとまるし、そもそも断っている余裕なんかないでしょ、アンタ、と。でも、しかし、多分受けたら受けたで後悔したと思う。確実に言えるのは創造的な気分が全くなくなるということで、これは辛いことなのだ。ううむ、往生際の悪いヤツである。それでも昨日は店に行って友人達が来たのでワイワイやっていて忘れていたが、今日になってまた不安になる。それを引きずったまま訪れた郵便局での1コマだった。
Commented by jun at 2007-07-12 09:29 x
簡易郵便局=特定郵便局の局長の年棒は約1,000万円と聞きました。規模にも依るでしょうが。もちろん今は大変そう(?)ですが。公務員さんは仕事や報酬が大変なのではなくて締め付けが大変なのでしょうね。
年金も治外法権で優遇されているだけでなく、安全も確保されているようだし。地元の郵政族の議員は民営化に反対すべきを推進し、ご褒美に関係ない下位の大臣ポストを貰うわで、ドタバタでしたね。そしていよいよ民営化。でもこれからは独自で競争すべき所を、悪名高い政商の佐川と提携して下請けに出したり、下請けをしたりと、何考えているんだか。
すみません、地方の真面目な局長さんには余り関係のないことだったかもしれません。
Commented by kienlen at 2007-07-12 23:55
junさん、いつもいろいろご教示ありがとうございます。人の収入を知ると我に戻りたくなくなったり、その差は何だと思ったり。平等なのは年齢と死のみかな。いや、そうともいえないか。
by kienlen | 2007-07-11 21:41 | 仕事関係 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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