みっともない自分を見つめるフリ

どうしてこんなにイライラして悲しいのだろう、と考えている。考えながら、こうして考えることがそもそも悪循環であるとも思う。どうして夫はこう頻繁に朝帰りなのか、いちいち説明しないとどうして電気代程度でも払わないのだろう、自分だってタダでこの家に住んで電気だって使っているのに、しかも何度も催促してやっとだ、催促するのは面倒だから自分でやりたいけど、今の私の稼ぎでは生活費に足りない。どうして息子はテレビを見てゴロゴロして夜更かしして寝坊してこんな遅い時間に出て行く繰り返しなのか、なんで改善を試みないのだろうか、なんで勉強もせず書物の1冊も読もうって気にならないのだろう、なんで哲学的な悩みを抱いている様子が見られないのだろう、知的好奇心というものがなぜないのだろう。とまあ、自分以外の人に関してイラついたところで相手は変わらないのである。だから一番楽なのは自分が何もかもできることなのだが、これがまた曲者で、相手がやると自分もやるタイプと、相手がやるんなら自分はやらずにいた方がトクって思う人がいるってことで、まあその中間で相手に関係なく自分の道を淡々もいるけど、つまり自分がどれかのタイプで、生育環境的にもどれかに片寄っていたりすると、違うタイプが確実に存在するということに気付くのが遅くなる。

これを「もしかして純粋培養?」と冷ややかに笑う人もいる。世間知らずってことか。そうかもしれない。鈍感だったんだ。その鈍感さを貫ければいいけど、半端なのだな。だからイライラとか虚しさが募るわけだ。これは病気っぽいかも、と思っているところにホントに病気の友人から電話があった。そうだ、今日は彼女からの依頼の物件を片付ける日じゃないか。「アレ、今夜中でもいいかな」「どうしたの、病気?」と優しい声。彼女は心の病を患っているので、人の心を傷つけるような言い方をしない。あくまで優しいのだ。もしやこういう優しさに飢えているのか?なんてこった。「病気じゃないと思うけどやる気でない」「ああ、落ち込んでいるわけね」「そうそう」「いいよ、余裕あるからもっと先でも」。それで気晴らしに食事することになった。昨日は3件外回りして、そのまんま飲みに行ったので書けなかった。外回りしていろんな人に会うと我が身がミジメに感じる。何でか。いやいや、なぜか、どうして思考はストップしよ。答えは簡単、銀行口座の残り金額が少ないからだ、きっと。まわりくどく字数稼ぎより別の稼ぎせよ。
Commented by ワイン at 2007-06-20 23:32 x
私は、相手がやると自分もやるタイプかも。自分がやっているのにどうして相手はやらないのかが気になってしまうのでした。バンコクの安宿に娘と二人で泊まっている50代後半の女性が、「だんなは、2年間の中国留学中。離れているからいい。私の考えていること、彼の考えていることはそれぞれわからない。だからいいの」と豪語していました。だんなさんは海上自衛隊を最近早期退職。で、ずっと不在だったそうです。「いないことの寂しさはすぐに慣れるけど、一緒にいることのわずらわしさには慣れない」と。名言だなあと感じ入ってしまいました。
Commented by kienlen at 2007-06-22 07:58
バンコクですか、今。煩わしいと感じる存在感をどう捉えるかってこともありますよね。期限付きの別居で寂しいっていうのはあまりピンとこないなあ。子供がいて人手が必要だと不便とは思うかもしれないけど意見の食い違いがないから平和かも。いずれにしろ経済的に成り立つことが一番かと思っているところです。
by kienlen | 2007-06-19 10:47 | その他雑感 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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