政治家になった理由を答えられない政治家

客人ありの昨日は更新できずじまいだった。娘が東京社会見学に行って来て、夜7時半に学校へ迎えに行くようにとのことで行った。「楽しかった?」と聞いたら「楽しかった」と言う。何がかと思ったら「東京タワーでの買い物」とは、聞いている側は何も楽しくないではないか。他にないのかと思ったら面白い話をしてくれた。「国会議事堂でナントカって人が説明してくれたよ」「誰それ?」「ええと、ええと、ああ分かったK、ええと…」「ああ、ああ、K・Kね、自民党の衆議院議員だよ。何説明したの?」「え、ちょっとだけだよ。でも『なぜ政治家になったんですか』って聞いた人がいたよ」「ふうん、それで何て答えていた?」「『難しい質問ですね』って言っていた」。おいおいおい、小学生をバカにするにもほどがあると思うが、もしかして当人の側に大問題あり?しかし、大臣時代のトンデモ発言とか地元での評判を思い出すと納得。「で、KK、なんて答えていた?」と聞くと「ええ、何だったかなあ」「覚えてないってことはろくな答えじゃなかってってことかあ」

「ああ、思い出した。イギリスで勉強している時に、お父さんが政治家で選挙があって、手伝いにきて、立候補するように言われて6年後に政治家になったとか言ってた」。つまり、ウチの息子がタイ料理のレストランでも始めて広告でもしようと思うが何のアイデアもなくて、広告会社の企画とかコピーライターかなんかと打ち合わせしていて「ところでなぜタイ料理を」と聞かれて「難しい質問ですねえ、まあ、オヤジがやってて、他に何もできないし、だからしょうがなく…」みたいなもんじゃないだろうか。なるほど、これが二世議員の本音なのは腹が立つが抑えるとして、もっと腹が立つのは、それを小学6年生に何の衒いもなく話すことである。それって「皆さんもボクを見見習って親の職業を継ぎましょう」ということだろうか。それとも悪い見本を示す…ってことなら立候補なんかするな。今ご活躍の面々も、このKK発言を念頭に置きながら眺め回すと、そうか動機なんかないんだ、世襲制だけなんだ、適性も何も関係ないんだ、と思えて背筋寒々してしまう。しかしヒドイもんだ。それでもこういう人が票取るんだし、政治不信にならないでいられるかって思う。
by kienlen | 2007-06-09 15:01 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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