指定管理者制度導入施設で作って食べて

裁判の傍聴に行く予定だったが、ちょっとした仕事が入った。たまにテレビを見ると「おいし~い」とか「から~い」とか叫んでいるだけで番組になっているのが目につき、あれで番組になるんだから楽でいいよな、とブツブツ言ってしまうが、今日の私のもそれに似たようなものだった。テレビとの違いはそれ相応にギャラが格安であることだが、遊びに行ったと思えば儲けものみたいな感じ。それに無理に「おいしい」って言うことは求められないし。まず、なんといってもロケーションが最高だった。頻繁にドライブする場所なので珍しくないが、山というのは景色が毎日違うから飽きることはない。新緑がきれい。その林の中でソバのガレットを食べた。ここは有名なソバの産地なので違和感はない。来週県外から客人があるのでここに連れて行こうかと思った。その後に付近の施設でソバ打ち体験をしてそのソバを食べた。ソバ打ちにはまる人がいる理由が分かった。

楽しく美味だった、おしまい、だと楽だが、実はもっと興味深かかったのが、上記2施設の運営に今年度から指定管理者制度が導入されていたことだ。地方自治法の大きな改定によって、公共の施設の運営に、これまでの公的団体だけではなくて、民間業者にも参入させる道を開いた制度。2施設の指定をまとめて受けたのは東京に本社のある株式会社だった。客として訪れたらと仮定した私の個人的好感度はかなり高い。指定管理者制度には、行政の使命であるところの平等性が担保されるのかとか、公の財産が私企業に流れるんじゃないかとか、いろんな問題点も指摘されていたはずだし、悪法だという主張もちょっと読んだことがある。また運営する側からしても、ハコモノ行政のハコモノを引き受けたところで採算が合わなくてお手上げというケースも出ているそうだ。と、そんな話も少しした。いただいた名刺にキャッチフレーズがあって、それは「公共施設の民営化を目指します」。なかなか含みのある文言だなあ。まあ「おいし~い」系の施設はともかくとして、図書館とか博物館という文化施設の行方が気になるところだ。
by kienlen | 2007-05-30 18:13 | 仕事関係 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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