また同じ会社のズサンな仕事ぶり

食べ物の店を紹介するフリーペーパーあるいはマガジンがやたらに多い。取材を節約してデータ共有して使い回せばいいのにと思うくらい、どこも似たようなものばかりだ。ただ店をやっている側からはタダで宣伝してくれるんだから、ありがたいことだとは思う。しかし、やはり呆れることはたまにある。去年も不思議な紹介記事を書いてきて、文字校正のレベルじゃないから電話で訂正を頼んだ同じ会社からファックスが入っていた。そういえば夫が取材を受けたと言っていた。休業日やオーナーの名前の綴りが間違っているのもびっくりなミスだが、その他も校正という規模ではない。こういう時は仮説を立てる。仮説その①夫の日本語が分かりにくいので間違えた→しかし営業日や名前の綴りを間違えるほど彼の日本語は下手ではない。仮説その②時に親切過剰な夫が説明しすぎてタイ料理を知らない人に誤解された→しかしどう大目に見てもつじつまが合わない箇所はこういう問題ではないだろう。仮説その③取材側の問題。

①から③までの複合問題なのだろうが、やはり③の問題は大きそうだ。書くのであれば書くのに必要な情報を得なければならないわけで、聞いている時点で不明点は確認するのが当たり前。原稿料も給料も安いし、内容的にもそこまでする必要ないってものなら、バレないようにごまかす、それなりのテクニックを使うべきだろう。本格的タイ料理の店が発信したとしてあまりにズサンなところは説明して直すように頼み、ウチは困らないけどこんなんで発行元が困らないですか、ってのは「おこがましいかもしれませんが、そしてどう対応するかはご自由ですが、気付いてしまうので言いますが」と慇懃に指摘してあげた。相手は言葉の問題にしたいようだった。しかしそれとは別につじつまの合わないところはある。「これ、書いててヘンだって思いませんでした?」と聞いたら「ヘンだなあとは思ったんですが…」という返事。ヘンだと思ったことを調べもせずにそのままにできるって、もしや殿様仕事?羨ましい限りだ。しかしこの冊子は有力地方新聞の折込サービス誌。ここまでズサンな仕事が通用するようになっているってことなんだな…。がっくり。
by kienlen | 2007-05-23 20:25 | 仕事関係 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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