難問について改めて考える

火曜日でもないのに日記をその日のうちに書けなかったのは、もしや初めてかもしれない。さすがにワシントンからの客人Sを接待していたので時間がなかった。もともと今日は1日ドライブの予定であけていたが、Sが温泉に行きたいと言うので温泉のある方面に行く。あいにくの雨模様だったが新緑が快く目に染みる。Sの話題の中心は、仕事が忙しくてストレスがたまるという事と、ぜひワシントンに遊びに来いという事と、そして昨日の続きでタイの子をアダプトしたいって事。「アメリカじゃなくてイギリスに住んでいるんだったらすぐに行くんだけどねえ。アメリカねえ…」と私の歯切れは悪い。「ロンドンで働いてよ」と頼んだが「あそこは仕事ありませんねえ」と言われた。仕事は忙しいそうだ。時にはランチの時間も取れなくてオフィスの机でりんごをかじっておしまいにするそうだ。すごくストレスがたまるそうだ。だから週末はリラックスしたいそうだ。私はここまでストレスたまる仕事をしたことがないのでちょっとよく分からないが、そういう循環になるとそれはそれでハイになって楽しいだろうということは想像がつくから「それはそれで楽しいでしょ」と言うと「そうですね」。

Sの言うストレスをどう見るかは簡単に言えないが、私自身に経験がないばかりではなくて、友達にここまでこの類でストレスためている人はいないから新鮮だった。これがアメリカ映画に出てくるような働き方なのか。へええ。こういうのを生き馬の目を抜くような、とか言うのか。なるほど、ストレスと運動不足解消のためにジムに通い、週末はリラックスしたいから寝坊して家でビデオ見るかドライブして、友人達との交流はバーベキュー。なんか、絵に描いたようなアメリカンライフみたい、って根拠もなく勝手にイメージしている自分。温泉に浸かった後に、マッサージをしたいと言って20分2000円の施設内のを利用。ストレスで肩が凝ると言う。リタイアしたらタイの田舎でのんびりしたいと言う。月並みだけど、例の話を思い出してこういう事かと思った。都市で働く人がヤシの木の下でのんびりする人に向かって自分の夢を語る。「一生懸命働いて老後はのんびりしたい」→「それって今のボクの生活」。Sは「人生は短いからね。いろいろ行った方がいいね」とワシントン行きに乗り出さない私へのアドバイス。人生は短いからいろいろやるか、どうせ人生はこれまでだからいろいろやらないか、これが問題なのだ。
by kienlen | 2007-05-18 00:44 | タイ人・外国人 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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