食い意地張ってるついでの『家食パラダイス!』

夫と娘は田を耕しに行った。以前に、田植えというからやけに早いと思ったが誤解で、あれは草取りでしばらく耕作が続き、今日水を入れて2-3日後に田植えだそうだ。耕すのは嫌いじゃないので私も行きたかったが、在宅虚業がある。来週、アメリカから来る友人がどうやら2泊するらしいので、何もできない期間を考えると多少の前倒しがどうしても欠かせない。それで資料を読んでいる。肝心のところだけ付箋を付ける、という読み方が私はどうも苦手なのはきっと部分から理解する能力が低いからだと思う。よって何をするにも時間がかかる。その上付箋だらけで付箋の意味もなくなる。ここまでくると読む技術・整頓術がないってことだ。それでも懲りずに、今読んでいるのが図書館で偶然発見した『信州味噌の歴史』というのだが、これがすこぶる面白い。コレ欲しいなあと思って検索したら安くても4万円、アマゾンの古本だと6万円を超えている。趣味で手元に置くには高すぎる。図書館の威力に感謝。昨日のNからの野菜宅急便をきっかけに関心事が食べ物に飛んでいる。

ついでにパソコンの隣に置いて毎日開いているのが『家食パラダイス!』という本。これは笑える。といってもお笑い本じゃない。笑わせるのが目的とも思えない。マジメな食育本という面もあるのだが、覗き見趣味で1冊作ってしまうという点に笑えるのだ。この間娘が「今日の夕食の肉、アレなんて言うの?」と聞くから、いちいち料理に名前があるんか、と思いつつ理由を聞いたら「家庭科の宿題で夕飯のおかずを書くの」と言う。だから「豚肉のトマトソース煮込みでどう?」と言ったらそう書いていた。そこで彼女が言う。「月曜日にギョウザ作ったでしょ。あの日ね、クラスの半分くらいがギョウザだったんだよ!すごいよ半分だよ!」。こういう話って想像力を刺激してくれて楽しい。なんで月曜日にギョウザなのか?で、この本はそういう好奇心と想像力に働きかける。だって朝と夜のご飯のメニューをそれぞれ100人にアンケート調査して写真も撮ってもらってコメントと共に紹介が中心。編集者がお友達ってことがあって手元にあるのだが、こういう細かい作業ができるのは素晴らしい資質であると感心してしまう、なんて制作側に関心を寄せるクセは保留にしておいて、日本人の栄養に関する知識の豊富さに関心。これで、なんで今時の親は…みたいな批判をあんな政治家達から浴びせられなければならないんだ、という根拠になる実証データ満載の本。「家族の崩壊」とか言い出す輩がいたらこの本を開いてやりたいものだ。
by kienlen | 2007-05-13 12:40 | 読み物類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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