歳の功で言えること、言えないこと

26歳、ということは私の娘であっても不思議じゃない年齢の女性が、今日の仕事の相棒だった。車で移動しつつ9時から6時過ぎまで一緒だったから、いろいろな話をすることになる。以前も彼女は「私の収入って低所得層なんだそうですよ!なんとか食べられると思っていたけど、低所得層って言われると嫌な気分ですよね」などと微妙に社会的な話題を持ち出したりする。今日も漫画版『日本沈没』の話題で盛り上がっていた。私は読んでないけど想像はつくというもの。「民主主義って民が主役って意味なんですね。それが政治に無関心じゃいけませんよね」。ハイハイ、ソウソウ。「昔は学生運動とかあったじゃないですか。当時と今の違いは何なんですか。どうしてこうなっちゃったんですか」。それは難しい質問ですが、私なりの考えを示しておかないと親世代として示しがつかないから、なんとなくそれらしい事を言う。説教臭くならないように、長くならないように注意しながら。「その漫画読んでいると怖くて怖くて読みたくない、知らない方がいいって思うんですけど…」。その気持ちは分かるけど、やはり知ろうとすることからだよ。

「この先どうしようって時々考えるんですよねえ」。そうだよねえ。今の会社だと結婚後も続けるのは無理そう。会社で寝てしまう夜も結構あるし、そもそも前例がない。「結婚しちゃいたいなって思う時もあるんですよね。でも相手いないし」。やっぱり生活の安定が何よりだから、そういう人探すって道があるだけ私よりマシじゃん、と言うと「でも、それって、嫌になっても別れられないってことじゃないですか」。うん、そういう見方もできますね。「だから経済力つけようと思ってこの技術身につけたんですよ」。そうです、仕事は大事です。でも独立するには踏ん切りがつかないし、やっていけるアテもない。このまま会社にいても明るい将来は見えない。かといって現状は楽しく、不満ってほどのものがあるわけじゃない。難しいところだよね。現状が不満だらけなら決断しやすいけど、そうじゃないと先延ばしになる。何がどっちに転ぶか分からない。私の場合、そうやってここまで来てしまった。だから何かアドバイスできるかっていうと何もできない。ただ、いろいろ悩むよねえ、って事に同感するだけ。
by kienlen | 2007-05-11 21:21 | 仕事関係 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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