「ラブソングができるまで」を観た

昨日は友達が来たり、家の外回りを片付けたり洗車&ワックスかけをやって暗くなり腕も痛くなった。部活から帰ってから半日寝ていた息子が夕方起きてきたので私では手の届きにくい屋根のワックスかけをやらせる。全然力が入らずなでているので「力を入れる」と指導。食事してから夜9時20分からの映画に行った。別のを観に行った時にポスターでヒュー・グラントが出るんだと知って、ぜひ観たいと思っていたもの。彼が出るのは今までどれも良かったから。ポイントがたまっていたのでタダになった。観客は10人ちょっとくらいか。期待通りの楽しさだった。遊園地や同窓会の興行で昔の歌を披露して、いわば過去の栄光の中に生きている80年代のポップアイドルが、ひょんな事から現在の大スターの曲作りを依頼されて…という話し。というだけでは何も面白くないけど、実際には隅から隅まで楽しませてくれる。いつもの通り、ヒュー・グラントの出ているのは安心してリラックスして見られて後味がいい。怖くない、登場人物がみんな無理してない、ユーモアがある、攻撃的だったり排他的な人が出てこない、楽しい。

映画はほとんどひとりだが、さすがにこれをひとりで観るのって寂しいもんだ、と終わってから思った。観る前にそういう事を全然感じない性格であるのは幸運かもしれない。映画館が夫の店のすぐ近くだし、そろそろ閉店時刻だから深夜のひとり自転車よりは男が一緒の方がよかろうと夫の店に寄ると、閉店時刻近くなのにタイ人達で賑わっていた。日本人がひとりいて「たまには偵察に来ないとね」と言われる。確かに、昨日も朝帰りだったが偵察に来てどうなるってもんでもなかろう。「ひとりで映画観るなんて」とタイ人達に言われる。タイ人は一般的にひとりで行動するのを好まない傾向にある。どう見ても日本人って顔の男性が呼ぶから隣に行ったらアレなしで16年滞在しているタイ人だった。「ダンナさんが遅くなって怒る気持ちは分かるが浮気じゃなくて仕事しているんだ」と言う。こういう説教が好きな人は多い。私は、夫の浮気を心配して常に戦々恐々としている妻、というタイじゃあありふれすぎの役回りになっているらしい。私が夫に言ってきたのは、毎晩私だけが子供と一緒にいるのがたまんない、という事であり核心部分が完全ズレているから何を言われてもかみ合わない。面倒だからビール飲んで酔った頃にタクシーで帰宅した。映画に戻ると、やっぱ、この手の映画はいかにも映画なのであり、現実にあてはめようとしたら不幸かも。その手の不幸になってみたい気はもちろんするけど。
by kienlen | 2007-05-04 12:31 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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