大失敗の後始末

我が家にとって連休というのは、子供の休みが長いな、という以外に変化はない。私はここんとこさぼっていた分の挽回を少々、夫の店は連休だから掻き入れ時…ってことは全くなく、連休だから休みってこともなく平常営業をただ続けるのみ。毎年そうなので、子供達にしたって親と過ごそうなんて気はさらさらなく、勝手に予定を立てている。今日は農産物直売所めぐりをしようと思って試しに友達を誘ってみたら、夫もなく子供の巣立ちも近い1人暮らし予備軍の一員である元同級生が付き合ってくれるというので出かけた。するとじきに夫から電話があった。「今話せる?」と珍しく聞くので道端に車を止めたら「できないから断ってくれ」と言う。ドライブ気分いきなりぶっ飛んだ。が、実は半分くらいは予期していないわけでもなかった。しかし気分は真っ暗だ。つまりこういう事だ。

翻訳をしてくれないかという打診があったので打ち合わせに行った。すると日本語→タイ語で、難易度はざっと見て5段階評定の3と4の間位かと思われるもので、分量多く期間短く報酬は今いち、ってものだった。気持ち的には断りたい、しかし、自分の専門分野でないにしろ、そもそも仕事を断るってことはフリーの身には勇気がいる。自分で出来るものなら何が何でもやるが、自分でできるレベルではない。やるのは夫になるから電話で打診することにした。店をやってなければ、コックさんがいれば、連休があれば、田んぼなんかやってなければ、とかいろいろと頭の中を駆け巡る。この状況では無理って言うだろうと思ったら意外に調子良く「やるやる」って言うから引き受けた。ところが、それはエクセルとパワーポイントのテキスト部分をタイ語に変換していくというもので、彼は両ソフトを使ったことがない。しかも、日本に来てからというもの、頭脳労働をしてないし、タイ語の入力そのものからもう離れていて慣れていないという始末。迂闊だった。以前はこんなじゃなかったのに…。翻訳そのものは英文が付いていたのでなんとかなるが、誰でもブラインドタッチで入力できるってもんじゃないんだな、と反省。だったらなんでやるって言うんだ、と責めても埒があかない。解決策を必死で考えた。やっと見通しがついた。若いうちなら双方がトレーニング的な含みで受発注することはあり得るだろうが、この歳でそういうわけにはいかない。夫にとっては完全に畑違いになってしまったんだ。来日11年になる。それがどういう事だったのか…、なんとなく考えてしまった日。
by kienlen | 2007-04-28 19:33 | 仕事関係 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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