鹿肉試食会で久々の人達に会う

シカ肉の試食会に行った。スプリングコートで出たが、それさえ暑くて途中で脱いだ。主催したのは友人で、捕った鹿を味わいながら環境について考えようという趣旨。連絡のメールでは定員15人で締め切りとあったので、速攻で申し込んだのだが、30人くらい来ていた。1人で行ったけど知り合いが何人もいた。僧侶、陶芸家、新聞記者、高校教師、点字講師、それから、薬害エイズ裁判でその後の流れを変え、今年の参議院選への出馬を決めている川田龍平さんにも久々に会った。彼は東京からわざわざ来ての参加だった。シカ肉自体は夫の店で食べたり、鹿肉そばも食べたことがあるし、ラオスのフランス料理店でも食べたし、そう珍しいものではないが、ハンターの話があるというのが楽しみだった。

それによると、鹿というのは周りの環境を破壊しながら個体数を増やし、あるところでクラッシュするのだそうだ。天敵になれるのは人間だから狩りが必要となる。鹿を食べている地域はあるが、なんで一般的でないのか、流通に乗っていないのかを聞きたかったが、そういう時間がないのが残念だった。メニューは、スペアリブ、定評あるハム屋さんが作ったハムと燻製、それからヒレステーキ、そして肩などを挽肉にした肉を使ったパスタ。いずれも予約しか受けないレストランのシェフが来て作ってくれたものなので美味しかった。会費は2000円。経験8年のハンターが仕留めて解体した小鹿。女性もいるんですか、と尋ねたら「そりゃ、いますよ。でも僕はお勧めしないですね。メスを解体すると赤ちゃんがいたりすることもあるし…」。一発で留めをさせない時が2割くらいはある。泣く鹿をナイフで刺すのは辛い。それを10匹もやると精神がおかしくなる。そんな話の後、川田さんが「東京の満員電車では、周囲にいるのが人と思ったらたまらないから石だと思うしかない」と言っていた。どっちが残酷なのか。
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Commented by tate at 2007-03-05 16:27 x
鹿ハム、おいしそー。この前、SBCの番組で南アルプスの鹿害特集をやっていました。なかなか良い番組でした。録画してあるけど、見ます? 流通していないのは、そのための法整備が進んでいないからだそうです。ほかの肉みたいに「食肉なんたら法」ってのが鹿とか熊にはないので、基準なく鹿肉を流通させるわけにはいかないらしい。今、県が法整備を考えてるらしいです。
昨年の秋、下栗の里に行った時、鹿の声を聞きました。すごーい、って思ったけれど、たまに行ったやつまで声を聞くなんていうのはやっぱり増え過ぎなんでしょうね。
Commented by kienlen at 2007-03-05 19:01
ハム美味しかったですよお。増えすぎた野性動物を食べるのは飼育動物に頼るより、エネルギーとかいろいろな意味で合理的ですよね。抗生物質も使ってないわけですし。法整備を待つのか、そうなんだ。その番組の録画の廃棄期限はいつでしょうか。ちょっと先になったから見たいなあ。
by kienlen | 2007-03-04 20:37 | その他雑感 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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