昨日から今日にかけての一部分のみ

昨日は、遠方より訪れた客人の希望で神社めぐりに連れて行き、いつもの高校生の指導1時間、それから店番という、家に帰る時間もひとりになる時間も取れない日だった。今日になって睡眠不足のまま運転するのはためらわれたが、帰路に温泉に入りたいがばかりに、高速バスではなくて片道2時間で本日の仕事場に早朝から出かける。仕事時間はほんの僅かでドライブの方が格段に長い。温泉は気持ちよかったけど、疲れが出て、帰り着いたとたんに車の中で睡魔に襲われた。しかし在宅ワークが待っていることを思い出してやろうとしている時に友達から「イノシシの肉あるから食べよー」と電話があった。娘の大好物でもあり、夫の店で料理してもらうために行くことにする。さすがに仕事が待っていては酔っ払うわけにもいかず、イノシシのラープ、イノシシ焼き、イノシシのショウガ炒めと、素晴らしいおつまみ系が並んだのに、ちょっとのビールで我慢してカーオニヤオ(もち米)と一緒に食べる。大変大変美味しかった。山国に住んでいると、こういうありがたい頂き物があるのだ。いつになく早い帰宅で、ともかくやるべき仕事をやる。そしてなんとか一息。今週はたまたまいろいろ入っているのに、自分から客人を呼んだんだからこういうことになる。

その客人だが、昨日、私の店番ついでに1杯ビールを飲んで、新幹線が混みそうな夕方の時間帯だけを避けるつもりだった。居合わせたタイ人女性と共にカウンターにいたら、知らない男性がひとり入って来た。タイ人女性がタイ語で話しかけ、男性は当たり前のようにタイ語で会話している。タイ語は流暢だしタイ人が普通にタイ語でしゃべっているからタイ人なのだと思うが、それにしても顔が日本人のようでもあり「なんで日本人みたいな顔なんだ」とタイ語で冗談のつもりで言ったら、その男性は「あ、僕日本人です」と流暢な日本語に切り替えて言うではないか。「なんでタイ語上手なんですか」と聞いたら「プーケットで3年間お坊さんやってました」と言う。ここが東京や大阪や名古屋なら驚かないし、彼がそういう大都市から来た人であっても驚かない。が、ここはたかが30万都市であり、彼は地元民。タイでお坊さんになる日本人は結構いて、私も知り合いがいるから、それ自体は驚かないが、プーケットというのは珍しい。そういえば私の客人と妻が知り合った場所はプーケットで、私もそこの現場に付き合わされたのだった。もう10数年も前のこと…。それからすっかり話が弾んでしまった。気付くと最終の新幹線の時刻が過ぎていた。客人は前夜のホテルに電話して予約して散財になった。この元お坊さんがこの店に来たのは2回目であり、郊外在住でめったにダウンタウンに出てくることはないという。となれば、不思議なご縁ではないか。それで昨夜は彼と客人と私とで、深夜まで話し込んでいた。タイの仏教の疑問をたくさんぶつけてとても勉強になったし、人の出会いの不思議をまた感じる夜だった。
Commented by jun at 2007-02-15 09:05 x
面白い話を聞かせていただき、今日一日楽しくなりそうです。
ホントに良い出会いや偶然にも、面白さを感じます。
店番ついでにビールを一杯というのもいいですね。
では。
Commented by kienlen at 2007-02-15 11:43
こちらこそ、いつもコメントありがとうございます。楽しくなっていただけたら嬉しいことです。店番ついでは1杯どころか…。何しろ暇なもんですから、何が目的なんだか分からない日も多いです。
by kienlen | 2007-02-14 23:36 | タイの事と料理 | Comments(2)

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