先行き不安の中の子育てだが

今日は息子の私立高校の受験日だ。さすがにこういう日に弁当忘れるわけにいかないから、目覚ましをかけて6時に起きた。彼は肉が好きなので弁当作りは10分程度。バラ肉と野菜やキノコなどのあり合わせとショウガを炒めて塩コショウとオイスターソースとニンニクを漬け込んだショウユちょっとで味付けするだけ。3日位ならこれの連続でも大丈夫らしい。ついでに朝食も同じもの。次に娘が起きて来て「あれ、兄ちゃんは」と言うから「受験だよ」と言って「昨日はボタン付けありがとう」と一応礼を言っておいた。というのは、昨日はバンコク時代からの友人のYとお寺に行ったりで時間を過ごし、夜は夫の店にいたのだが、そこに娘から「裁縫道具はどこか」と電話があったのだ。理由を聞いたら「兄ちゃんがボタンとファスナーをつけろって言う」と言う。「できるの?」と尋ねると「できる」ということで、付けてやったらしい。息子の方には、「妹に何か頼むなら、自分ができることはやってやるように」と言っておくだけで、受験日の朝に説教は控えておく。

子供は成長していることを日々感じる。つい最近まで「何時に帰るのお」と泣いたりしていたことが信じられない。昨日、家族員共有スペースにライターがあったから、片付けようとしたら息子が「なんでライター持って行くの。煙草吸うわけ?」と言うから「こんな場所にライターがあると、キミがストレスためて発作的に火つけたくなったら危険だから」と言うと「ストレスなんかないよ。それだったらキミの方がやりそうじゃん」と言われて、この指摘はよく状況を見ていると関心した。夫はやりそうにないし、そういえば息子もそういうタイプじゃないし、危ないのは私と娘かもしれない。しかし幸いなことに私は暴力的な気分にはまずならないから、ライターは自分の部屋に片付けることにした。Yの話に明るい話題は何もない。○は自殺した。○がクビつった。○は××教に入信してしまった。○は失業して離婚してトヨタの関連の寮付きの工場に応募したけど落ちた…。なんか、日本社会の暗部。こっちはこっちで誰が鬱病で誰が引きこもりで、みたいな感じ。こっちも暗部。どっちも他人事なんて思ってないし、思えない。ただ、どっちにとっても子供の存在は大きいように思う。それで何とか持ちこたえているってところだ。そんな話をしていたら、夫が電話で「うん、うん、じゃあ、おやすみ」と日本語で言っているので誰かと思ったら「世界で一番愛している人から」と言う。娘のことだった。
by kienlen | 2007-02-13 08:25 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
プロフィールを見る