怪しいお客さんへの対処法

いつも店に来てくれるお客さんから電話があった。店に寄ったら怪し気な客がいて、それはこの間飲食代を踏み倒した2人連れの1人のように見えたから、夫に英語で(彼は英語の先生)気をつけるように言った、ということ。この飲食代踏み倒しにあったのは私の店番の時だ。あの時は、つくずく、こういう事が重なったらやっていけないよな、と思ったし、とにかく気になったのですぐ夫に電話した。こういう時、タイ語は便利である。早口のタイ語を理解する日本人はこのへんでは少ないから人前で声をひそめたり暗号を使う必要がない。「先生が心配して電話をくれたけど、どういう状況か」と聞くと「大丈夫」と言う。「大丈夫って、まだ分からないでしょ。この間だって分からなかったのに、払わなかった」と説明したのだが、大丈夫の一点張りだ。ま、タイ社会で生きてきた人だから、もっといろいろな事例は知っているだろう。私が心配してもしょうがない。

で、しばらくしてまた電話した。「さっきのお客は払っていったの?」と聞くと「払わなかった」と普通のトーンで言う。「1回払わないのはしょうがないとしても、この店はって何度も来たら大変だし、そんなことになったらやっていけないよ」と言うと「もう顔を覚えたから今度は断るから大丈夫」と言う。何でも大丈夫というのは安心感は得られるが、本当に安心していいのかの判断を難しくさせる。「払わないって言った時にどうしたの?」と聞くと「15日に払うって約束した」と言うから「名前は聞いた?」と尋ねると「聞いてない。でも彼は自分で交番に行って、それから警察が来て『すみません。15日に払わなかったら立て替える』と言った」と言う。「警察の常連さんなんだ」と言うと「多分ね」と言っていた。店の真向かいが交番っていうのは安心感は得られる。ただ、そのおかげで歴代のタイ人オーナーは捕まってきたって面もあるけど。
by kienlen | 2007-01-19 23:05 | タイ人・外国人 | Comments(0)

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