待機中ってことにしておく

さすがにずっとテープ起こししていたら疲れを感じてきた。しかし、さらにこうしてキーボードをたたくんじゃあ、休憩にならない。体も頭も使わないから空腹感もない。こういう作業って最もエネルギーを消費しないような気がする。ただ、内容が面白いのと、さすがにもう延ばせない限界にきているので結構集中して4本目に突入した。まだ先は長い…。さて、振込みの件が気になっていたので朝方会社に連絡してみたら、タイ政府が投機マネーの流入を警戒しているのでいつもより時間がかかると、最初から言われたそうだ。それを聞いてすごく安心した。そういえば自分がタイの銀行で記帳する時も、若くてカッコいい男性担当者が「労働許可のない外国人の預金に厳しくなっていてすみません」と丁寧に謝っていたっけ。ワタシ、当時はその許可あったんですけどね、とか、タイにいると、ついおしゃべりのきっかけを持ちたくなる雰囲気に飲まれそうになる。「口座番号を記入ミスしていたらと思って心配で心配で」と言うと「××さん、関係ないのに心配させちゃってごめんなさい」と言われた。客観的に見るとそういうことになるだろう。私がなんでこれをするのか、である、が、私は基本的には、嫌な事を断れないなどという性格の持ち主ではないから、嫌々こんなお手伝いはしない。

ただ立場的には微妙だってことは、タイの人たちにはかなり執拗に伝えているつもりだ。つまり仕事じゃないし、会社や遺族の関係者でもない、ただご縁があった1人の人間として手伝えることはしましょうって。その手伝えることというのはコミュニケーションのお手伝いである。言葉が通じないというのは実に苦しいものだ。眼の前に人がいる。それだけで感じあえるものがある人もいればない人もいて、そこに何かしらの交流はあるという感覚はある。しかしこのレベルで充足できる場合と、言葉がなければどうしようもない場合というのはあって、今回はもうひたすら後者だろう。そして私はそういう現場に興味がある。多分これは、長いこと虚業をしているから、実感ある場所に自分を置きたいという要求でもあるのかもしれない。それからもちろん、タイとの接点を持っていたいというのは一番にある。となると、一歩間違うと他人のふんどしで相撲なんてことになりそうだが、それは、まあありそうにない。今回の1件はタイとの関係を考えさせてくれるきっかけになっている。何かがそこに隠れている。このまま時がたてばあっちから近寄ってきてくれそうな、いやいや、そいつを発見するには新しい何かが要りそうであるような、まだ漠然としすぎているから待っている。
by kienlen | 2007-01-06 15:33 | その他雑感 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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