「硫黄島からの手紙」を見た

「硫黄島からの手紙」を見にいった。あんまり気はすすまないが、アメリカ側を描いた「父親たちの星条旗」を見て、そのセットである日本側からのこれを見ないのも半端だし、というのと、息子が見ているのでたまには共通の話題を持つかという気持ちもあった。8時からのレイトショー。その前に夫の店に寄ってビール飲んでくつろいでいたら行くのが面倒になったが、5分遅れで入場した。「父親たち…」よりはずっと良かったと私は思った。セピアの画面も違和感なく、淡々とした描き方も嫌ではなかったけど、やはり戦争ものは苦手である。今さらこういう映画を見るのは重たく、それに特に新しい発見があるというわけじゃないので、義務感で見たって感じだ。歳とるってこういうことかと感じることがここんとこ多いけど、今日もそう感じた。部分部分は、どっかで読んだどっかで見たものであるし、感動するというものでもない。

それから、この手の映画は感情移入できる人物像がないから、それも突き放してみてしまう要素になっている。途中で知人から電話が入って、会おうってことになったので、よほど途中で出ようかと思った。息子に結末を聞けばそれでいいやと思った。いつでも出られるように一番前の隅の席に移動していたくらい。でもなんとか我慢して最後まで見た。最後はちょっと救われる感じで終わったので後味最悪というのではなかった。多分いい映画なのだろうと思うが、このタイプは苦手であることを確認できた、という意味の方が大きいように感じた。どうも、この監督さんのは、巷の評価がなんで高いのかよく分らない。いいんだろうな、でも好きにはなれないな、という感覚がいつもつきまとう。男の世界なんだろうか。
by kienlen | 2007-01-04 23:53 | 映画類 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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