お葬式の前夜の様子

f0104169_19421977.jpg

今日は日本式のお葬式に出た。今月は日本式→タイ北部式→日本式と続いたことになる。日本はいずれも葬儀場で行われたので形式的な感じは否めない。対してタイでは地方の村だったこともあってかなり伝統を色濃く残したもののようだった。今回はお骨の一部しかなかったし、日本でも営まれたので簡略化しているとのことだったが、それでもおおがかりなものだった。写真はメインの日の前日の行事で、チェンマイ名物のサ・ペーパーと呼ばれる、ちょうど和紙とそっくりな紙製の灯篭を死者の年齢分だけ空に上げている様子。油を染ませた紙に点火して線香花火みたいな小さな花火も点ける。すると見事に空高く舞い上がって気流に乗って一方向に流れる。きれいで感動的だった。同時に打ち上げ花火が5発すぐ近所で打ち上げられた。

この行事の前にはお坊さんが1人きて読経と説教をした。集まった人はそう多くないが、庭に大きなテントを張ってレンタルのテーブルと椅子を常時用意してあって出入りは自由。入り口-といっても屋外だけど-に花で囲まれた故人の写真があって、その前でお焼香できるようになっている。ここを通って、寄付ボックスにいくらかのお金を入れる。まさに100円程度の小銭が多い。封筒が用意してあってそこに入れてからボックスに入れる人もいる。
f0104169_19544899.jpg

この写真も同日の昼間のもの。1バーツ硬貨で人型を作り、その上にお骨を置いて人の形にしていく。骨が白いのは生前悪いことを行わなかった人で、悪人の骨は黒いのだと言う。今回は真っ白だった、いい人だったからだ、とこの作業を行ったおばさんがずっと繰り返していた。ここに花びらを撒いて翌日のメイン行事までお坊さんの席の隣に置いておく。で、最後はこの骨をお坊さんが砕いて火薬と混ぜて花火のように打ち上げるのだ。
by kienlen | 2006-12-20 20:02 | タイの事と料理 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


by kienlen
プロフィールを見る