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日程を勘違いで元気のない夜

駅にワレンを迎えに行く。日本では駅前が一等地でにぎわうのが普通だが、タイではそういうことは全くなく寂れている。そもそもチェンマイの駅は空港より遠いだろうという辺鄙な場所にあって、周辺を散歩でもしようと思って早めに行ったらとんでもないことになった。暑いしきれいじゃないしで、歩いたはいいが帰るのにまたタクシーを拾うハメになった。それから、駅で待ち合わせただけで細かい場所を指定しなかったので行き違うことが心配だったが、それも全くの杞憂であった。小さいし構内まで自由に入れるし人は少ないし、すぐに見つけることができた。トラックタクシーに乗って安いゲストハウスを探して、彼が部屋を見ている間に、受付前の冷蔵庫で見つけたラオスビールを注文して飲んだ。何度も行ったなつかしいラオスの味だ。食事をしたら午後3時という半端な時間になって、チェンマイで一番有名な寺院に行くことにする。乗り合いトラックは10人集まると1人50バーツという格安価格なので待っていたが誰も来そうにない。そしたら運転手が「500バーツ払ってくれたら専用で行く」と言う。高いので一旦はやめるが、もう時間もないし行くことにした。

昔ひとりで1度来たことのある場所。町を一望できる標高1700mの山の上にある。チェンマイもビルだらけになっている様子が分かる。昔のチェンマイがなつかしいとワレンが言っている。確かに、最初はいいと思った印象もミニバンコクでしかないという印象に変わってしまった。山を下ってからTに電話して食事を共にすることにした。するとホテルに一家そろって迎えに来て「明日発つんでしょ」と言う。あさってのはずだと言い張っていた自分が間違いで明日だった。ここまで勘違いがひどいと自分の頭を疑う。それで今回の関係者がそろってチェンマイの伝統料理を食べたのだが、日程の勘違いにショックで食欲がうせた。あさってまでいるという予定を立てていた自分。どうりで長すぎるな、という感じがしていた。インターネットのパッケージを購入した分を消化するために書いているような気分。日程や曜日の間違いをしょっちゅうするのは自覚しているが、1人だったら飛行機を乗り過ごしてとんでもないことになるところだった。
by kienlen | 2006-12-13 00:09 | タイの事と料理 | Comments(0)

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