パッケージを買って土曜日の記録

土曜日と日曜日はとてもじゃないが書く時間がなかった。夜、ホテルに帰ってからと思っても部屋でネット接続できないので不便。ロビーで深夜にやるのもな、って感じ。で、一連の行事が終わった今朝、ネット接続のパッケージをまた購入。迷って、今回は4時間を7日間内に有効で589バーツというのにする。インターネットカフェは安いけど、やはり時間が不便。ホテル暮らしは高くつくが便利さをとるとそうなるしかない。ミニバーのビールを毎日飲んで、これが一番高いんだけど。

土曜日は会社の人が帰る日だった。それを知って親族は「日曜日の儀式が一番中心なのに」と残念がった。この行き違いは夫が電話で話した際の誤解なのか後で尋ねてみよう。ただし、会社をそう休めないし、飛行機も満席なのだという言い訳は言い訳だけではなくて本当の事。で、土曜日は村人が訪れたら食事をふるまう以外に特にないから午後は温泉に連れて行こう、と今回ずっと私達のアテンドをしてくれたメーンのおばさんに迎えの車の中で言われるが、さすがに会社の人はそれは遠慮する。で、午前中はご飯を食べて、村内を散歩、それから午後は日本の儀式を撮影したDVDを見た。これは正解だった。親族の方々も、日本でちゃんと儀式が執り行われているのを知って安心したようで、それを言葉で伝えてくれた。私もほっとする。

タイの田舎のお葬式やら結婚式が大規模なものであることはいろいろな人から聞いていたが、今回初めてこんな形で経験することになって、それが事実だと確認した。今回のようにお骨の一部の場合は簡略化しているということだったが、それでもかなりなものだ。庭に大きなテントを作り、椅子とテーブルを数百人分用意して、連日、訪れる人々に食事をふるまう。そのためのオープンキッチンは向かいの家の庭。周囲の人々総出の手伝い。私達もずっとその食事を食べて過ごした。朝の車の中でおばさんが、人型の人形を作るみたいな話を聞かせてくれたがイメージできずにいたら、現場を見て分かった。コインを人型に並べて、その上に骨壷から出したお骨を置いていき、彼が働いていた場所の土を混ぜて、お祈りしながらバラの花びらをたくさん撒き、専用の水をふりかける。これを供えておく。

早めの夕食の後、会社の人を空港に送り、私は戻る。夜から儀式が始まると言われていたからだ。これもまた驚くべきもので、すっかり葬儀場任せになった日本の私からすると、よくぞここまで伝統を維持していると感心した。写真を後でアップするが、大きな紙製の灯篭のようなものを歳の数の43個夜空に上げたのは圧巻だった。空高く川のように流れた、天国に行くように。タイ語では「クン・サワン」。それから結構豪華な花火を打ち上げる。儀式は苦手なのに、なんだか感動してしまった。実のところ、今回、人の生死について軽く考えすぎていたかな、などと柄にもなく反省したりした。このへんはまた考えてみたい。とりあえず土曜日の出来事の記録。
by kienlen | 2006-12-11 10:17 | タイの事と料理 | Comments(0)

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