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『太陽』を見る

今日みた映画は『太陽』だ。ロシア人の監督が日本のタブーである天皇を映画にした、ということで一部では話題になっている(らしい)もの。外国人が描いた日本の映画というのは、必見らしい大作も含めて全然見たことがないから、その点のちょっとした興味が一番。それから天皇を描くってどういう角度から、って興味がひとつ。それとこの映画がこの地方都市で公開されると思っていなかったから、意外性への一票という意味もあり。昨日に続いてのシネコンは、相変わらずマニュアル言葉に満ちていた。こちらは会員カードもありそこには回数も出てくるようになっていて、複数回利用していることは分かるしくみだ。それなのに長々と毎度同じのマニュアル言葉で説明する。こういう時、思考力、臨機応変の対応能力がこのまま欠如して国際競争力がつくのか、と実に暗澹たる気持ちになる。朝食を摂らずに出て、予定からすると昼食も危ないので館内でコーヒーとクロワッサンを買った。これで500円は散財。

すると若い店員が「○○○」と言うが聞き取れなくて「ええ?」と聞きなおした。すると全く同じ口調で「○○○」、また聞き取れずに聞きなおす。それを3度。老眼だけじゃなくて耳まで遠くなっているのかもしれないが、それにしても、私だったら相手が聞き返したら別の言い方を考える。で、今回など、その○○は「トレイ」で「トレイはご入用ですか」と言っていたのだった。見ると彼女は自分の手にトレイを持っている。指差すか、ちょっと持ち上げるだけで通じるはず。これは一体年寄りの愚痴で済ませられるのかどうか。何の問題なんだろう。単なる個人差であればいいのだが、個人も大勢集まると一大勢力になっちゃうし…。それで映画だが、何のために作ったんだろう、が一番の感想。チケットと朝食で2000円払ってなければ途中で出ただろう。という意味ではレンタルDVDだったら最後まで見ないから、映画館で見たのは正解かも。
by kienlen | 2006-11-24 20:00 | 映画類 | Comments(0)

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