唐辛子合えのお菓子

f0104169_8543886.jpg子供たちが夫のタイ行きに際してリクエストしたおみやげは「ラープ味のプリッツ」だった。これを知ったのは確かもう7-8年前になるが、バンコク在住の友人が遊びに来た時に「傑作だよ」と持って来てくれたのだった。「これはねえ、ラープを知っている人が食べたら最高」と興奮気味の彼女の勧めに従って食べて、一口で気に入った。ちなみにラープというのは、たたいて細かくしたお好みの肉を唐辛子とレモンとタイの極小たまねぎとミントなどの香草と炒った米を入れて調味料で合える東北地方の田舎料理。つまり夫などの出身地の定番料理だが、今では都会のタイ人にも日本人にもファンは多い。私も大好き。それにしても、これをお菓子にする発想って、すごいな、と思ったが、料理の味がそのまんま再現されているのもすごい。私は全く縁がなかったが、お菓子の開発の仕事って面白そうだと、この時初めて思った。

唐辛子のせんべいなども普通に見られるようになっているから、今は驚かないかもしれないけど、バンコクの路上の屋台でクレープみたいなのを焼きながら、クリームみたいなのをはさんで、そこにパクチー(コリアンダー)を散らしたり、フルーツを食べる時のタレに必ず唐辛子が入るのを見た時は、やはり驚いた。辛いもの好きの私にとって「この国なら住める」と思ったのは料理の影響が一番大きいわけだが、このラープ味のプリッツを私もおみやげに買ってきて、周囲の方々にプレゼントしたことがある。大うけを狙ったのだが、ほとんどの人にヘンな顔された。やっぱこれは元の料理を知っている人じゃないと価値が分からないのだろうが、しかし、子供達はなぜこれが好きなのだろう。さすがにここまで強烈な唐辛子合え料理を子供に食べさせた覚えはないのだけど。
by kienlen | 2006-11-14 09:10 | タイの事と料理 | Comments(0)

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