歳とった時の仕事の形態

何もかも一段落した。だからといってすぐに次に取りかかる気にもなれず、つまり暇でいいと開き直るの日。寝坊してたら友人からランチの誘いがあったので、夫の店で待ち合わせる。新しいコックさんの腕前も見たいところ。パカナ炒めに唐辛子を入れてもらってご飯にかけたのと、シーフードのトムヤムを頼む。友人はパッタイ。唐辛子入りのパカナは最近のお気に入りで旨い。トムヤムは酸味が強くて私の好みだった。「酸っぱくしてくれ」と頼んでも、遠慮してなかなかしてくれない傾向がある中でここまでの酸味は得がたい。味の感覚というのは実に違うのである。夫が税務署から書類の提出を求められていて、タイに行っていたせいで期限ギリギリなので直接出向くことにしたのだが「早口でしゃべるので分からない」と電話があった。ご近所なのだが、今日は税務署訪問気分じゃないから、来週私が行くことで話をつける。全く面倒なことである。私のあこがれは何といっても「どうしようー」と言ったら解決してくれる、までいかずとも相談にのってくれる夫を持つことであったような気がしないでもない。「いい妻をもって幸運だ」と電話口で言ったら「そんなことはない、逆だ」と言われた。

コックさんは大きな厨房でしか働いたことがないので、唐辛子が充満する今の環境はキツイという。タイ料理で唐辛子に苦しんだらどうしたらいいんだろう。「特にパカナ炒めに唐辛子は水分がないから」と言われてしまった。ごめんなさい、苦しめて。時々、自分の歳を考えると、受注仕事ばかりやっていても担当が若くなる一方だけで、なんだか刺激もないし先がないので、タイ料理を中心にした事業を広げる方がいいんじゃないかと思ったりもする。夫はもともと貿易関係は強いはずだし。しかし別々のことをしているとリスクを分散できるが、一緒にやって一緒に倒れたら生活が即立ち行かなくなる。それ以前に、私らが協力して事業なんて、考えただけでできるわけがない。ただ、1人タイから連れてきたからには保障をしていかねばならないことは確か。責任重大になっていることを彼は自覚しているんだろうか。ここんとこ、仕事については、以前にも増して考え込む時間が増えてしまった。過渡期なんだろう。みんな、どうやってこういう時期を乗り切っているのか、夜道の1人歩き気分はかなり気が滅入るのだが、手をつないでくれる人がいるわけじゃないし、人の気配を感じつつってところでがんばるしかない。
by kienlen | 2006-11-10 17:07 | 仕事関係 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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