気分転換にタイへ電話

なんだか視野狭窄に陥っている、自分の中に広がりを感じない、病気になるかもしれない、マズイ、と思って、タイにいる夫に電話した。別に自分の状況を伝えて悩み相談するなんて気は全然なくて、ただこの狭い社会だけが生きる場所じゃないってことを確認しておきたいのだ。娘が「パパが毎日7時に電話くれるっていったのに全然くれない」と嘆いていた時は「だって、村に帰っていれば電波が届かないかもしれないし、1週間でいろいろ用事があるから忙しいんだよ、きっと」となだめておいたので、これを口実にして「なんで電話くれないの」と聞いたら「山の上にいてそれどころじゃない」という返事だった。古い家を貸す段取りもついたらしい。ただ、あそこには私の私物が多い。本と、それからシンガーミシンが何かの記念に限定販売した金色の足踏みミシン。アパート暮らしだったのにミシンが好きだから購入したもので、これは処分したくない。「じきに自分で行って判断するから捨てないでくれ」と頼んでおく。

帰国時は新しいコックさんを連れてくるらしい。今、自分の気持ちが内に向かっているのを自覚していると、いっそ新しい旅立ちの方がいいかも、と思う。来年は息子が高校で娘は小6。しばらく私が留守にしても大丈夫だろうか。そう思うと少し楽しみになってきた。やはり外国人と接していないと気分が滅入るようだ。来年はみんなでタイへ行こうということになっている。それを聞いて娘は「タイ語覚えたい。日本の漢字帳みたいなのないの」と反応し、息子は「旨いもの食べ放題?」と反応した。全員で飛行機に乗るのは、タイから日本に帰った時の1回だけ。以後、自分ひとりか友人と一緒、息子同伴、夫と娘、夫と娘と息子、という具合にばらばらだった。しかし、あれから10年か。日本人になりきっているようななりきれていないような。つまんない仕事は明日回しにしたぞ。
by kienlen | 2006-11-05 23:03 | タイ人・外国人 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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