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ラーメン屋で息子と

世は連休なのだ。昨日から息子と2人暮らし家庭だが、昨夜は私が遅くて、今朝は私が寝ているうちに息子がバスケットをしに出かけたから顔を見てなかった。ただ、お昼の時間にはいたので近所のラーメン屋に行くことにした。昨夜、彼がパソコンで動画を見ていた時に突然英語の表示があったと「やっぱ英語できないといけないなと思った」と今更言う。ただがんばって読んだら、どうやら99万人目の訪問でおめでとう、みたいな内容で何かいい事があるのかと思って、指定のボタンをクリックしそうになって考え直したのだ。その時にまず私に電話したが出られなかった。それで父の店に電話したらバイトの子に「パソコンを切れ」と指示されたらしい。私も気付いて折り返し電話して同じ指示を出していた。そんなわけで、話は消費者の態度に移った。

「社会で勉強したんだけど」と息子。以前は消費者は自己責任だったが95年に法律ができて商品の欠陥は企業の側の責任ということになったという説明。今時の社会科はそういう事を教えているわけか、これって家庭科なんかの分野じゃないのかななどと思う。次に息子はラーメン屋の店内の隅の席を指差して「何か買わせようと思ったら、アンケートとか言って、ああいう店の、ほらほら、ここらへんじゃなくてあの隅っこに連れて行くんだよ。それで専門の人と2人で挟んで逃げられないようにして買わせるんだよ。そこで逃げられる人は大丈夫なんだ」と細々説明している。これは知識としては必要であるからいいのだが、ここまで説明されるとこれが授業の本題なのか余談なのか分からない。何が本題で何が余談か区別できない可能性が強い。もっともそういう授業の方が楽しそうだけど。マスコミで報道される中学生の自殺を通じた学校の実態というのが、私のように学校に行かない者には分かりにくい。そんな話題にもなった。「じゃあ、授業参観に来ればいい」というから「だっていつ参観か知らない」と言ったら「来る気があるんならお便り渡すよ」と言う。そう言われると行く気あるようなないような。行って学校の実態を知るのが怖い気もする。「だったら来なければいいでしょ」と言われた。子を育てるというのは日々迷いの中にいるということだ。
by kienlen | 2006-11-03 17:35 | 家族と子供の話題 | Comments(0)

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