バンコクの知人からの便り

バンコク在住20年以上になる知人からメールが来たのは昨夜。HP開設のお知らせがあり、ブログもあった。今日はずっと1日煮詰まっていて何もできず、今もそうなので、彼のブログを見ていた。カメラマンだから写真が毎日ついていて重たいけど、なつかしい風景が写っている。特にカンボジア国境のアランヤプラテートの変化には目を見張る。私が数年前行った時とまた変わっているし、15年くらい前に行った時なんか、難民キャンプ転じてマーケットという名残りがありありだったのに。今はカジノだ。バンコクからギャンブラーがバスで乗りつけるのだそうだ。国境を越えた先にギャンブル場があるのは、タイだと法律違反でリスキーな行為を、国境をまたいだだけで堂々とできるからだ。前回タイに行った時は、もっともっと南の方のカンボジア国境に行ってみたのだが、夕方の施錠時刻が過ぎていて、入ってみることはできなかった。もっとも開錠されていたからって入れるかどうか知らないけど。それに入っていたら今があったかどうかも知らないけど。

鉄の扉から覗いたら、やはりギャンブルの匂いがした。私のようにやらない者でも感じるんだから、ギャンブラーだったら血が騒ぐんだろうと思った。鉄条網を乗り越えてでも、だろうか。島国の中のさらに周囲を閉ざされた山国に居ると、同じ地球上に同時期に存在しているように感じられない。日本に来た当初、このとまどいで混乱したのを覚えている。今になると奇妙なのだが、自分が浮遊物のようになった感覚で現実味がない。多分、旅行だったら、そうはならないと思う。バンコクの家族がそのまま移行してきたわけだから、カプセルが破けて気付いたら外は知らない土地というような感じ。別に知らない土地でもないのに、ヘンなの。その彼が、仕事に関して、タイやアセアンに広げて考えたら、と書いてきた。今の自分の状況をみていると、確かに内に内に向かっている気がする。今日も、すごく些細な事で1日ぐずぐずしていた。そして、まだ解決していない。
by kienlen | 2006-10-23 21:04 | タイの事と料理 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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