団体ツアーの旗を見て思い出したこと

駅を通ったら、2つの旅行グループが旗を持ったガイドらしき人の周囲に集まっていた。こういうツアーって参加したことがないなあ、どういう感じなのだろう、と思いつつ歩きながら、そういえば経験なくもない、と思い出した。タイにいる時に、インド系の知人からツアーを組むからと誘われた。それで日本人の友人と参加した。ほとんどがインド系の人達だった。バスの中で歌えと言われて困っていたら、アメリカ暮らしが長かった友人が「こういう時は、上を向いて歩こう、を歌えばいいの」と教えてくれた。こういう知恵は日本にいたのでは知らない。この歌がそんなに有名なんだと知ったのもその時。詳細は覚えていないが、目的地は確か海辺で、そこのレストランで食事の予定だった。ところが、その店は休業だった。日本でもこういう事はあるのだろうか。予定通りにいかなかったら、きっとすごいクレームだと思うが、その時は誰も何も言わず平然としていた。別の店を探すのに手間取り、空腹。やっと入った店では菜食主義者と私達俗人が分かれて、菜食の方ばかり皿数が多かったように見えた。リーダーはそっちの人。こっちは全然足りない。タイで食事が不足するなんてことはまずないというのに、インド系との違いだろうか、と思った。

それともう1回。タイ北部の観光地チェンマイに行った時に、ミャンマー国境の町に行きたいと思ってツアーを申し込んだ。普通は1人で行くのだが、その時は妊娠中だったので、さすがにボロボロのバスは不安でツアーだったらマイクロバスだろうし、何かの時の対応があると思った。ところが、約束の時間に行ったら誰もいない。参加者は私1人だったのだ。文句を言ったら「ヨーロッパ人が突然キャンセルした」とか言い訳して、とにかく出発させられた。第一前払いしてある。そして驚いたことに、ガイドが1人ついて、普通バスで山越えになったのだった。床に穴が開いていて、坂道で止まるたびに車掌がタイヤを石で止めていた。冗談じゃなく、もうダメかと思った。ここはその直前に車が谷底に落ちた場所ではないか。それにあの高額なツアー代金はどうなったのだ。宿泊も簡易宿泊所みたいな小屋。もうさんざんで、ガイドの顔も見たくないので1人で行動した上、帰路はガイドを置いて1人で飛行機で帰った。その分出費がかさんだのは言うまでもない。あれでチェンマイが嫌いになり、そして団体ツアーの思い出は悪いのばかりになった。
by kienlen | 2006-10-21 17:16 | タイの事と料理 | Comments(0)

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