赤いボールペンを買った日

ボールペンを買いたかった。何かの区切りの時にモノを買いたくなるクセがある。新しい仕事が始まる時とか、継続している仕事に気合を入れたい時とか。ちなみに仕事が終わった時には弱気になるのでモノは欲しくならない。で、長期継続ということ自体が私の場合あまりないので、気合を入れるためはめったにないのだが、最近では車を買った。車なんて家族からのもらいものか10万円以下の中古と決めていたのに、珍しいことをしたものだから、気合を入れるつもりの仕事を突然クビになってしまった。残ったのは借金、というわけだった。しかしこんな事もないと新車を買うなんてことはできないから、もしかしたら一生に1度の事かも、という意味では記念になるかもしれない。

今回の区切りは、新しい仕事が始まるから。文具店に入ったら、好きな深い赤のがあった。すごく高価ってわけじゃないが、使い捨てだとしたら安くもない。インクの交換ができるのか、店員に聞いてみた。すると、「これはブランドモノで、10年くらい前にブランドモノが流行った時に日本のメーカーが権利を取得して作ったのだが、今はもう生産していないからインクはない」という説明を丁寧にしてくれた。この分野は疎いので、これだけでも知らない事を知ってトクした気分。店員が商品について説明するのは当たり前だと思うが、最近、それが怪しいという話はよく出る。昨夜も知人が「M印良品の店に行ったら店員がマニュアル言葉しかしゃべらなかった」と憤慨していた。その後、職業に対するプロ意識の低下が著しい談義になった。私もその手の経験は何度もあるからおしゃべりになっていた。でも、今日は良かった。だから、使い捨てを納得した上で購入した。消費者として1人でできることは、ちゃんとした人がいる店で買うことくらいだ。
by kienlen | 2006-10-11 21:58 | その他雑感 | Comments(0)

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