通路の展示と議会答弁

新聞を読みに県庁に行った。ホールを通りがかったら、小中学生の習字と書き取りの展示をしていた。通路なので歩きながらの視界に入る。芸術的な字には人を惹きつける力があるのだなあ、と感心しつつ、奇妙な事に気づいた。名前を見る限り女の子ばかりなのだ。確認のためよくよく見たがすべて男とは思えない名前。こうなると作品のパワーよりも性別が気になってしまう。パネルに足をつけて作品が背中合わせになるようなスタイルで展示されているから、片側は女の子で一方は男の子なんだろうか、男女席を同じくせずの発想に逆戻りの動きも一部にもあるしな最近は、と思って反対側に回ってみたが、やはり女用の名前の方が多く、結局全17作品の内、男子と思しきのは2点のみ。それも、素人判断的には、もしかして女子完全独占を避けるために、しょうがなく入れたんじゃないかという印象さえ与えかねない出来に見えなくもない。だからといって、女子は男子より字が上手と言い切るのは科学的でないことくらいは分かる。応募者の性別が偏っていた可能性だってあるし、男子はその間外遊びに興じていたのかもしれない。しかし、それにしても差は大きい。

新聞のある県民室に入ると、大型スクリーンに県議会の様子がライブ放映されていた。新知事が初めて召集したものだ。映っているのは正副議長始め議会に出るだけの地位の職員と記録係。記録係を除いては全員男ばかり。議員には女性が少しいるが、私が新聞を読む間に女性は1人も登場せず、ただただ男性のみが原稿を棒読みしている、それもうつむいて。顔を上げてもらっても魅力的には見えないが、ここまで棒読みだったら誰でもいいじゃないかと思うし、こういうところからロボットを導入して人件費を節約すればいいのに。「魅力的な学校…」「個性的な…」こんな言葉を入れるなら少しは魅力や個性を追求した上でお願いします。私には、そういう文字の羅列に沿って発声しているな、くらいしか感じる能力がない。いや、もしやこれは男性社会の暗号かもしれない、陰謀かもしれない、こっそり特殊な言語体系を作り上げているのかもしれない…、妄想は膨らむ。あんなにパワーのある字を書く女子達が、陰謀に満ちた暗号解きに虚しく時間を浪費することのなきことを願いつつ県民室を後にした。
by kienlen | 2006-09-13 19:31 | 男と女 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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