日本の画一性に染まっている

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写真は本日のタイフェスティバルのワンシーンで、レッドカレーをご飯にかけているところ。アルミのパッドにおかずを入れて、注文に応じてご飯にかけるやり方はタイそのまんまで、懐かしかった。しかし、私も迂闊だったな、と今になって思ったことがある。というのは、1品500円で3種類の中から選ぶという方式だったのだが、こんな発想自体が帰国から10年も経てしまった証である。そもそもタイ人である夫さえ疑問を呈さなかったのも疑問。日本に染まっているというのか。そういえば、訪れたタイ人が「え、ひとつだけ?」と尋ねていたっけ。その時、ふたつで500円はあんまりだろうと思ったのだが、ああ、迂闊だった…!希望があれば、2種類でも3種類でも、量を減らしてご飯にかけてやればいいのであって、これこそがタイ方式ではないか。レッドカレー半分とトリのショウガ炒め半分で1人前という具合に。あるいは希望によってはトムヤムもかけて、それぞれ3分の1の量で1人前という具合に。この方がずっと楽しんでもらえる。次回はそうしよう。

バンコク暮らしでは自宅にキッチンがなくたってやっていける。何種類もおかずを並べた屋台があちこちにあるので、好きに選んでその場で食べてもいいし、袋に入れてもらって持ち帰るのも自由。その場で食べる場合は、好きなおかずを何品でもご飯にかけてもらうことができる。肉類と野菜類とか、魚類と野菜とか、野菜だけとか。私は揚げ魚のナムプリック炒めと青菜類という組み合わせが好きだった。これにスープでも取れば完璧。友達と一緒の時は、ご飯にかけずに別皿で何種類か取って分ける。1人よりも多種類食べられる。こういう食事だと100円くらいで済んでしまう。ビールが食事よりも高いのは、むしろ政策的には私は賛成だ。今日は、おかずが終わった後に、夫が、持参していた青パパイヤでソムタムを作ってくれた。お手製のパラー(魚の発酵調味料)の風味が抜群の東北地方のソムタム。美味しかった。私の一番のエネルギー源がタイ料理にあることは来タイの日以来変わっていない。
Commented by 雹湖 at 2006-09-10 23:19 x
会場で生姜炒めご飯を頂きました。連れて行った子ども3人、ひとり分の皿からキクラゲを奪い合いながら「美味しい美味しい」と食べる先から、細切り生姜をひたすらつまんでいた私も、そのようなリクエストをしてみたかった一人です。残念ながら、カレーが品切れの時間だったので、アルミパッドからぺーストだけすくって頂きましたが。
私の周囲を見渡しても、何かを要望するのは「無理難題をふっかける困った人、ワガママな人」と思い込んでいる人の方が多いと思います、ので仕方ないのかもしれません。でも、いろんな種類をいっぺんに味わえた方が豊かな気分になります。
本当にご馳走様でした。次回を楽しみにしてます。
Commented by kienlen at 2006-09-11 08:26
予約品も確保する余裕なしの状態で申しわけありませんでした。しかし今回のニッポンボケかと思える柔軟性喪失には、今になってショックを受けています。次回はご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。
by kienlen | 2006-09-10 22:26 | タイの事と料理 | Comments(2)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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