記憶のシーンと重なる場面

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今日のタイフェスティバルは国王即位60周年記念を兼ねて大使館が協力し、またタイの移動領事館も開設された。これは、地方在住者がパスポート取得のために東京のタイ大使館まで行くのでは、交通費もかかるし大変だろうということで、数年ほど前から大使館が始めたサービスで、当県のいくつかの市も対象になっている。今はすっかり減少したが、特にオーバーステイの人にとっては大変ありがたいサービスらしく、私が数年前に様子を見に行った時には繁盛していた。タイでパスポート取得に必要な書類は、身分証明書と住民票で、こういったものを持参するのは日本と同じだが、写真の扱いは違う。

日本では写真を外部で撮って持参できるが、タイでは手続きの流れの中に写真撮影があり、外から持ち込むことはできない。考えてみるとこれは当然のように思える。日本でパスポートを作る時に観察していると、係の人が当人と写真をよくよくチェックしているようには見えず、似たような顔の別人でもバレないよな、と思ったりもする。こういう疑惑を持たずに済んできたのが日本であり、それがシステムになっているから、外国人から見たら隙だらけで、かつて他人の戸籍になりすましたら何でもできたという犯罪も、目のつけどころとしてはありそうに思える。ウチでは息子が日本国籍がなかったため、生後4か月で来日する時にタイのパスポートを作って日本のビザを取った。当時、日本行きがブームになっていて、待合室で「日本人か。日本に行きたいがいい方法がないか」と声をかけられたものだ。今日のタイフェスに来た大勢のタイ人の中にあの時のタイ人がいるかもしれないな、と思ったりもした。
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こんな風にかなりの人出だった。おかげで用意したタイ料理はあっという間に終わってしまい、行列を作ってくれた方々に申し訳なかった。
by kienlen | 2006-09-10 21:21 | タイの事と料理 | Comments(0)

信州で読んだり書いたり、時には旅したり


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