トップのご説明による厳粛なる住民自治を

「都市内分権による住民自治協議会発足に向けての説明会」という文書が地区回覧板に入ってきた。挨拶言葉はこれ。「…日頃区の諸行政に関しまして、何かとご指導、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます」。区行政…とは、なるほど。となると、何が行政の仕事で何が地縁組織として任意の仕事なのかはっきりさせて欲しくなる。都市内分権というトップダウン型似非自治を目指すからには、選挙で選ばれるわけでもない区のトップはお墨付きのために、区は行政なのだとうたいたいのだろうが、行政の人は、地縁組織は任意であり区によって特徴があるので行政がやらせるわけではありません、という態度を取るのである。実に巧妙な仕組みの狭間に我々善良な庶民は生活しているのです。しかし、この挨拶文は保存に値するからファイルに収納。この間の回覧文書にあった「区民(氏子)」という表記も、行政区の区民を氏子としたらマズくないかと、庶民ながら心配になる。

さて、本日俎上にある文書、読めば読むほど味があるが、もちろん美味の反対語的な意味。例えば「合併により、商業地から住宅地、工業地から農産地までと従来の組織運営では市民の要望に対応ができなくなっています」→これは区長が区民に対して出す文書の口調として何の意味をもつのか、市の文書の丸写し?「市民が枠にはまった行政サービスを受けるのではなく、その地域にあった要望をみいだし、行政も、市民もずくを出して参加し協働で要望の実現をはかることを求められています」→誰が何をするのか意味不明。要望を見出すって何?乞う日本語教師派遣。「この住民自治協議会設立にあたり…下記日程で説明会を開催…」→「この」が指し示す説明が皆無なのですが、一体何をどうしろというのでしょうか。試験も選挙も経ずになぜだか知らないが区の諸行政を執り行っている方々の言語能力を垣間見る機会が多すぎて絶望的になる。この方々がなぜか住民自治協議会を作って、それを認めさせる説明会、行きたくないけど、逃げ道探索活動の一環として行ってみるつもりではいる。
by kienlen | 2006-09-06 20:27 | 地域 | Comments(0)

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