氏子=区民なのか

このところ昼間は留守が多い。だからますます回覧板類も滞りがち。夫はいるが、地区の回覧板で彼が理解できるものは少ないだろうから、組長が用事で回ってきても役に立たないだろうと思う。そのせいか私宛てのメッセージを挟んだ回覧板が置いてあった。いわく「××様 お手数ですが8月31日までに○○(組長の名)まで宜敷お願い申し上げます(お気持ちで結構です)」。これだけじゃあ日本人の私にだって何のことやら分からない。「よろしく」もまた魔法の言葉。私も多用するがタイ人もよく「ヨロシク」って言っている。このメモの前提になっている文書のタイトルは「奉献金の奉献について(お願い)」という仰々しいもので、奉献って意味を広辞苑で引いてしまった無知住民な自分。本文はこうなっている。「秋祭り、元旦祭、春祭り等の奉献金をまとめて年1回だけ例年どおり集めさせて頂きますので、氏子(区民)各位には趣旨をご理解いただきまして、1500円を目安にお願い申し上げます」。

組長から祭典委員にいき、祭典委員から神社会計総代にわたるそうで、集金はボトムアップ、意思決定はトップダウンな地域活動、がんばっているね、と感心だが、どうも気になるのは氏子(区民)という表記。これって氏子=区民の意味に見える。この市では区民は行政区の住民だから、神社の氏子と同一にするのはヤバくないかと思うが、神社は宗教じゃなくて地区の慣習です、という言い方が通常なので氏子は宗教用語ではないのだろうな。広辞苑で引いたけど意味がよく分からない。でも地域住民なら説明なしに「趣旨がご理解」できて、説明なしに氏子になるって、民主的でないようにも思います。奉献もいいが、アカウンタビリティーって言葉も定着していることをご理解いただき、趣旨説明もお願いしたい。特に、この地区で生まれ育っておらず日本の、いつ始まったか検討の余地ある伝統や慣習にも疎い無知住民も数少なくない昨今だと思われる。昨今の方を責めるばかりじゃあ、解決にはならないと思うのだが。
by kienlen | 2006-08-28 23:25 | 地域 | Comments(0)

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